軽趣向好作選27
前に書いたように正月休みは仕事でつぶれてしまったのですが、そのせいか首から背中にかけての痛みが引きません。前も何度かあるんですが、今回は長引いてしまったなあ。さすがに病院行くかと考えているところです。
さて、3連休も終わるのであまり間が空く前に軽趣向好作選を。
▲35馬引△27玉▲17馬△36玉▲26馬上△46玉
▲37馬△56玉▲55馬上△67玉▲77馬△56玉
▲66馬△46玉▲57馬△36玉▲35馬△27玉
▲17馬△36玉▲26馬上△46玉▲37馬△56玉
▲55馬上△67玉▲77馬△56玉▲66馬上△46玉
▲55馬△36玉▲45馬寄△25玉▲35馬寄△15玉
▲16歩△同玉▲26馬迄39手。
44馬が42香でピンされているので動かせるのは34馬だけなのですが、44馬の脚の長さを活かして左へ右へと盛大な追いかけっこが展開されます。57馬と歩を取って正解に近づいたように見えるのですが、なかなか使いようがない。ややこしいようですがもう一回追いなおして31手目55馬と上のルートを使うことで15に追い込んで待望の16歩が実現します。少ない駒数での楽しい馬追いでした。この作品には後続作もあり、いずれこのブログで紹介します。
▲51金△42玉▲31銀△51玉▲42銀成△同玉
▲51銀△52玉▲62銀成△同金▲51金△42玉
▲31銀△51玉▲42銀成△同玉▲51銀△52玉
▲62銀成△同玉▲71飛成△52玉▲62金△42玉
▲51龍迄25手。
手の赴くままに指していくとなぜか金が剥がされていきます。銀4枚使い果たしたところで守備金も無くなってそのまま収束。足すところも引くところもない完成品で、詰将棋の楽しさを伝えるのに打ってつけでしょう。当時まだ高校生だった作者、この作品で初入選というのが、なんかとても羨ましいです。
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