軽趣向好作選20
次回詰とうほくは11月23日に生涯学習センターの和室に戻りました。前にも書きましたが、100回記念作品展の開催を企画しております。よろしくお願いします。😃
さて今日は好作選を。20回に到達しましたね。
▲27銀△同玉▲26と△同銀生▲18銀△同玉
▲19香△27玉▲18金△16玉▲15と△同銀
▲17金△25玉▲24と△同銀▲16金△14玉
▲13と△同銀▲15金△23玉▲22と△同銀
▲14金△12玉▲24桂△21玉▲31角成△同銀
▲12桂成△同玉▲13金△21玉▲12金迄35手。
いきなり銀2枚を手放して不安になりますが、18金と据えて15ととしてみると、同玉は27金~42角成で詰み。同様にと金を捨てる手に同玉はすべて角成で詰む仕掛け。あまりにうまく出来ていて、協力詰みたいな雰囲気ですね。収束も角捨てから初志貫徹で12金まで実現しているのは素晴らしいの一言です。
▲24香△同と▲13銀△23玉▲12銀生△22玉
▲11銀生△21玉▲12角△11玉▲45角成△14と
▲12歩△22玉▲23飛△12玉▲33飛成△11玉
▲12香△21玉▲23龍△22飛▲同龍△同玉
▲23飛△12玉▲25飛成△11玉▲14龍△13歩
▲12歩△21玉▲23龍△22飛▲同龍△同玉
▲14桂△同歩▲23飛△12玉▲25飛成△11玉
▲14龍△13歩▲12歩△21玉▲23龍△22飛
▲同龍△同玉▲23飛△12玉▲27飛成△11玉
▲23桂△22玉▲44馬△33香▲31銀生△21玉
▲11桂成△31玉▲53馬△41玉▲21龍迄65手。
角飛による変則ハガシ趣向。34合を防ぐために33香を取り、次は14とを取るのですが、その歩はすぐに使ってしまいます。14とを13歩に変換するのが目的になっています。23手目14桂は13玉で詰まない、という仕掛け。13歩型にすれば14桂は同歩の一手になります。当然これで27桂を取りにいきたくなるのですが、その前にもう一度14歩を13歩にするのがうまい手順。桂を手に入れれば収束に入ります。趣向に使う飛角は序奏で取って据えるのですが、その手順も趣向の雰囲気を崩していないのが冬眠蛙好みです。首教授的にはもっと謎解きの要素を入れたかったようですが、十分に好作と思います。
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