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詰とうほくに関するお伺い+軽趣向好作選4

 今月号のパラにも載せましたが、次回詰とうほくは2月2日(土)に中央市民センター2階和室にて開催いたします。で、それは良いとしまして、その次の開催をどうしようか、迷っております。例年ですと次は4月ですが、それだと今月中に抽選申込が必要。ただ、開催時期変えるのもアリかなあ、と。4月・7月だと解答競争や全国大会と被ってしまうんですよね。いっそ、2・5・8・11月の開催ではどうだろうかと思っております。いつも参加いただいている方で、反対意見等ありましたらご連絡いただければと思います。

 

 さて、今回は軽趣向好作選を。

 

20190120shikoma

 

▲39香△同と▲55馬△38玉▲56馬△37玉

 

▲55馬△38玉

 

~馬ノコで92桂を取って戻る~

 

▲55馬△38玉▲56馬△37玉▲29桂△同桂成

 

▲55馬△38玉▲65馬△37玉

 

~再び馬ノコで馬を遠ざける~

 

▲82馬△38玉▲92馬△37玉▲36金△同玉

 

▲47角△45玉▲46歩△同玉▲83角成△49と

 

▲47馬△45玉▲56馬△35玉▲34馬△同飛

 

▲36歩△44玉▲45歩△同玉▲46歩△55玉

 

▲56金△64玉▲65金△73玉▲74金△82玉

 

▲12龍△93玉▲92龍△同玉▲73金△81玉

 

▲82歩△91玉▲83桂△92玉▲71桂成△93玉

 

▲83馬まで95手。

 39香を入れてから馬ノコが始まります。92桂を取って戻ってくるだけなら普通ですが、本作の場合、29桂を入れた後、もう一度92まで遠ざかるのが作者の工夫。後の手順を見ればわかるように、取った角で開き王手を行なう時に成るための仕掛けです。作例はいくつかありますが、この作品が最初だったと記憶しています。

 

 おそらくはこの何もない所に遠ざける馬ノコが作図の出発点だったはずで、そこから良く最初の往復を入れられたなあ、と感心しています。いったん馬を近づけるのは、29桂に同との変化(48金、同飛、38歩、同飛、36金、同玉、46馬迄)に備えるため。

 

 作者はこの頃、馬ノコを多く手掛けていましたが、その中でも独特の面白さがある作品でした。

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コメント

馬ノコや龍ノコ等の長手数作品は、軽趣向に分類するのにはちょっと抵抗があります。
本格的なはがしや連取りも同様です。
ミニ馬ノコとか、サイズダウンしてあれば、個人的にはOKですが。

幹事さんの、良いと思うものでかまいません。

「きまぐれ開催」みたいな、気持ちが丁度いいのかも。

私は年金生活で毎日が日曜なので, いつでも構いません.

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