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2018年11月

満喫

 この連休は前日22日に休みをくっつけて豪勢な4連休にしてしまいました。22日には劇団四季の「オペラ座の怪人」を観劇。すごい迫力でした。また、昨日24日はさいたまスーパーアリーナで3年ぶりの椎名林檎のライブ。今回はゲストも何人か来ており、お得感がありましたね。エレファントカシマシの宮本浩次はテレビで見た時も凄かったですが、生で見るとボーカルに圧倒されますね。池田貴史も面白かったし、良い時間が過ごせました。今日は秩父まで行ってのんびりして帰りました。
 旅のお供には久しぶりに法月倫太郎の小説。図書館から借りた「キングを探せ」という交換殺人モノでしたが、なるほど、こういう書き方もあるのか、と感心。ミステリらしい世界を堪能しました。

 間の23日を中心に将棋パズル雑談を続けており、1個目・3個目はたぶん解けたと思うのですが、2問目の60個に大苦戦。最高で49個なのでまだ正解までだいぶ距離があります。なんか根本的な見落としがありそうですが、月末までたどり着けるやら。
 明日以降はまた現実世界なんだなあ。。。風呂入って寝よ。ではでは。

軽趣向好作選1

 しばらく前に、「軽趣向を楽しもう!」という企画で順次香成趣向をとりあげて連載しました。個人的にはああいった形で、趣向の中身を紹介しつつ、体系的に作品を取り上げられたらな、と思うのですが、過去作品が多くて、なかなか整理しきれません。また、分類がまた難しくて、複合趣向だったりすると、似た傾向でもある日に整理したものと別の日に整理したもので違う分類になったりして、ズボラな冬眠蛙にはかなり厳しいことが判明しました。というわけで、少しトーンダウンして、保持しているものから、軽趣向で良くできているな、という作品を紹介していく形にしようかと考えております。

 

 というわけで、再出発第一弾はこちら。

 

199301ohashi

 

▲16飛△28玉▲29歩△同玉▲38銀△28玉

 

▲18飛△同玉▲27銀△17玉▲26銀引△28玉

 

▲29歩△同玉▲38銀△28玉▲37銀引△17玉

 

▲16金△同玉▲27銀△17玉▲26銀上△28玉

 

▲29歩△同玉▲38銀△28玉▲37銀引△17玉

 

▲18歩△16玉▲27銀△15玉▲26銀左迄35手。

 

 

 

 

 2枚の銀を操りながら、少しずつ局面を変えていきます。18手目の局面で打歩詰になりますが、金を捨てた後、もう一度銀を繰り替えると30手目にして15金がないだけの局面に還元し、18歩が実現する、という仕掛けです。序奏を含めて軽趣向の雰囲気が良く出ており、大橋氏のいつもの作風とは少し違う、ユーモアあふれる作品でした。

 

 ところでこの作品は趣向的には知恵の輪に分類されると考えており、また当時の解説にもそう書かれています。では、「知恵の輪の定義は?」という疑問について、冬眠蛙的には「一定の手順で元の局面に還元する手順があり、その手順を少しずつ変えることで打開するもの」というイメージで整理していたのですが、この作品の場合、「一定の手順で元の局面に還元する手順」は存在しません。ちょっと冬眠蛙の定義では整理しきれていない、ということですね。良い定義があれば、どなたかご教示いただければ、と思います。

日本酒の記録(2018年10月)

 次回詰とうほく、2月頭にもっていったらまだ抽選に参加できないことが判明。日程の確定は来月頭になりそうです。2月2日を基本線にしていますが、これだと会合案内は1月号に載せた方がいいですかね。

 さて、本日は日本酒の記録を。9月最後に開けた「得月」、辛口が後をひき、なかなか独特な感じでした。で、10月はというと。
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 久しぶりの十四代。居酒屋さんではなかなかお目にかかれないので、店で見るとつい手が伸びてしまいます。今回も香りと舌ざわりを堪能しました。今回も前回と同じ極上諸白。違うのも飲んでみたいのですが、どこかで手に入らないかなあ。

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 続いて、詰とうほくで岩本さんからいただいた、奈良県大和郡山市の中谷酒造さんの「語り部のつぶやき こをろこをろ」。もらってすぐに、あっという間に開けて飲んでしまいました(笑)。酸味が強めですが、嫌味にはならず、スルリと飲めるお酒でした。最初は吟醸香はあまりしなかったのですが、封を開けてしばらくすると、香りも含めて更に美味しく感じられました。冬眠蛙の気のせいかもしれません。奈良県のお酒は初めてで、妻ともども、喜んでいただきました。岩本さん、大変ありがとうございました。

 パズル雑談、最初の易しそうなモノだけでも…と思ったらこれが全然解けない。なんかルール勘違いしているのかなあ。ではでは。

半職業病

 パラ11月号が届きました。将棋パズル雑談、なんか急に難しくなりましたねえ。なんとか全題トライまではしてみたいところですが。
 結果稿ではやはり相馬氏の大学作品でしょうか。理論はわかりやすいのですが、作るのはとても難度が高いと思います。どれくらいで作れるんですかねえ。驚きました。
 ところで1個だけ直感的に誤植?に気づきました。D級順位戦の④小林氏作について、柴田さんが「断トツの高得点」と書いてあったので、見てみたら4.75。なるほど、これは高得点。……と思ったのですが、5~1点の評価人数を見て、直感的に「そんなに高いかな?」と。というわけで計算してみたら、たぶんですが、4.39が正しいようです。短コンで長らく採点やっていたせいで、「この配分ではそんなに高得点にはいかないはず」というのがわかるんです。スゴイでしょ?これが何の役にも立たないのが辛いところです(笑)。

 久しぶりに1個作品を作りましたが、なかなか思い通りの仕上がりにはできず。継続していかないとダメですね。
 あと、軽趣向作紹介も次の企画を考えています。近々スタートしたいので、ぜひ読んでいただければと。

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