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1月の詰とうほく

昨日は詰とうほくでした。

 仕事後、ご飯を食べて若干遅れて(しかも部屋に迷って)多分着いたのは14時過ぎていたと思われます。朝から東京も雪だったし、今日は少ないかなあ、と思っていたのですが、会場の和室の前が、明らかにいつもより靴が多い。「誰か来られたんだろうか?」と期待しながら入りますと、本当に大勢の方が。詰とうほくには初登場となるTETSUさん、小池さんに、久~~しぶりの西君まで!驚きました。多くの方から結婚祝いのお言葉をかけてもらい、利波さんからはお祝いにジグソーパズルまで頂戴しました。本当にありがとうございます。

 で、昨日はそのジグソーパズルを楽しんだ後、西君とデパートのやよいさん作を解図、TETSUさんと佐原さんの収集談義を楽しく聞き、さらにはおもちゃ箱の年賀詰コンクールの鑑賞と投票、安達さん作品集の話、初チャレンジの禁欲協力詰解図と一次会があっという間でした。二次会移動後は利波さんの新作にどハマリし、その後口直し(笑)に皆で12月号デパートを解きました。
 一応年末年始で結構詰将棋を解いて、それなりにカンを戻そうとしていたのですが、昨日の状況ではまだまだ、という感じですね。創作を含め、引き続きリハビリにつとめます。

 さて、今年上期は仕事がピークになるのですが、今会場手配を仕切っていただいているUraさんも仕事が厳しい、ということで次回は1回休みとし、7月あたりに開催となりました。あわせて会場手配も冬眠蛙に交代、ということになっております。手続き初めてなので、色々とわからないことだらけ。日にち調整を含めてこのブログでなんとか連絡を取りたいと思っています。
 ということで、1回休みでちょっとさみしいのですが、その分、昨日たくさんの方にお会いできたのは本当に嬉しかったです。西君、また会おう。近い内に、かしこに帰ってきてね(笑)。

金成憲雄氏作品紹介47

急に雪になりましたねえ。仙台はまだそれほどでもないですが、普段降らないところは大変でしょうね。こういうときは家で詰将棋が一番です。

ということで、今日は金成氏作紹介を。
Kanenari50


20手台。これは今の短大に出しても結構いい点取りそうな気がします。難しくはないので、解いてみてくださいね。

記念詰将棋解答②

 前回の小川さん作に続き、今回は冬眠蛙作です。

▲55桂 △66玉 ▲56馬 △同銀生▲77銀△55玉
▲54金 △同歩 ▲66銀 △44玉 ▲45歩 △同銀
▲36桂 △同銀 ▲45歩 △同銀 ▲34金 △同銀
▲同銀成△同桂 ▲46飛 △同桂 ▲45歩 △同玉
▲34銀 △56玉 ▲57飛 △66玉 ▲75馬 迄29手。
(詰上り「ハート」

 77銀、55玉までは手なりで進められる手順ですし、4手目銀生もおそらく皆さん予想どおりだったのではないか、と思うのですが、その後の54金が難手と思います。取られそうな44とで54の金を取り払う方が自然ですが、同歩として66金は44玉、33馬は44桂合(他合は詰み)で逃れます。
 更に打ったばかりの銀を66に捨てに行く手も見つけにくいでしょうか。同玉は75馬、55玉、45金、同銀、同と、同玉、34銀打、同桂、同銀生、55玉、56歩で、このとき同玉を詰ますため、66銀を75馬と入れ換える必要があるわけです。44に追い込んでからは銀をうまくフタに利用しながら36とをハガし、34金で清算して46飛が決め手になります。
 ハートの炙り出しは祝賀詰で数多く作られており、また一時元水さんが纏めて傑作の数々を発表されているので、ちょっと尻込みしつつの創作。玉方銀は最初25に置いて25~36~45~34で一回転させる方針でしたが、その後で逆算で入れたかった75桂を63に捨てる伏線手が実現できず、路線を変更しました。全体的に中途半端な感じはしますが、久しぶりの創作の割には満足できる出来になったかな、というのが正直な感想です。

○解答者コメント

たくぼんさん‐「これだけレベルの高いハートはそうはないでしょう。それだけ冬眠蛙さんの愛の深さがあるということ。ちょこまか動く銀のように家事を手伝ってあげてれば夫婦円満間違いなし」
☆独身時代は寮暮らしが大半で、ほとんど料理しなかったんですよねえ。久しぶりに台所に立ったら、さっそく指切ってしまいました(涙)。

中村雅哉さん‐「こちらも難しかったです。66銀、同玉の変化の45金から精算する順が見えませんでした。銀を翻弄する中盤、飛捨てからきれいに詰上げる収束、とても解後感が良い作品ですね。
 
気持ちよく浮かび上がるハートと軽やかな手順が貴兄の今の気持ちを表しているという印象を受けました」
☆中村さんに褒めてもらえただけでも上出来です。歳なのでそんなに浮かれてはいないつもりなんですが(汗)。

鈴川優希さん‐「(小川さん作が「フミ」なので)ならばこちらはハートだろうと予想し、自力で頑張りました。不成の入った銀の翻弄に、桂の二段跳ね、77銀~66銀の捌きなど、見所満載。駒をどんどん消してモデルメイ トの詰上りはたいへん気持ちいいです。冬眠蛙さん、この日のために温めていた作品ですね?」
☆いや、結構ギリギリになってから作りました(笑)。完成したのが10月末くらい。あぶないあぶない。

有吉弘敏さん‐「ハートは想像していましたが、玉位置は思わぬところでの詰め上がりでした。手順も玉方銀をうまく翻弄して完成されています」
☆やはり54の位置が主流ですかね。先に書いたように、結構作られている形なので、被らないような詰上りを探しました。

今川健一さん‐「最後の一手で「ハ-ト」の出現。奥様への記念の贈り物、無事に奥様の心に届きますように。詰上がり図から一手一手と逆に戻して指し手を鑑賞。キビキビとした捨駒を続けても、なかなか詰上がり図が想定できない。      34桂から46桂と跳ばせる辺りが蛙さんの持ち味?序に現れた66銀が最後に消えるのも好感あり、です。どの辺りの手順が奥様の胸をときめかせたか、蛙さん、教えてね」
☆さあ~、自分も聞きたいです。
☆そういえば、小川さん作の「大江山」、意味がわかりました。ちょっと捻りが入ってますね(笑)。多分嫁も天の橋立、見たことないですね。

山下誠さん‐「6七の銀が5回も動くのは凄い。鮮やかな手順で中央に「ハート」が浮かび上がりました。末永くお幸せに」
☆合駒でこの銀を出せたら波崎さんレベルでしたけどねえ。ありがとうございます。

蛇塚の坂本さん‐「ハートの形に持っていくとは非常に難しいと思いました。さすが冬眠蛙さんだと驚いております。最初の難所は、7七銀から6六銀への進出で相当時間がかかりました。終わってみて、やりきったと言う感じでした」
☆ありがとうございます。やはり66銀は見えにくいですよねえ。

占魚亭さん‐「受方銀の捌きが素晴らしいです。受方桂の二段跳ねもいいですね」
☆中盤以降は手なりで楽しめるのが気に入ってます。あ、でも34金はやりにくいか。

奥鳥羽生さん‐「左辺に遁走されそうな出だしで一瞬ドキッ、玉方も銀生で応酬。中盤、66銀~玉方銀の小翻弄を含んだ駒繰りも変化もありお見事。もっと早めに75に居座ると思われた馬の移動は最終だった」
☆最終手が75馬なので、やはり75桂を成捨てる序は入れたかったですねえ。不動駒も減らせますし。そこは少し心残りです。

誤答組子さん‐「54の金をどちらで取るかで悩み、66銀から持駒歩の使い方に感心しました」
☆最初、2回目の45歩は入れなくても詰むか、と思い逆算を諦めるとこでした。34金、45玉、46歩、56玉、57飛に46玉で逃れるのが分かったとき、ツイてる、と感じました。

三輪勝昭さん‐「初手は必要なのかな?55桂が不用ならいらないと思うけど。
77銀~66銀がすこぶる感触が良い。玉方67銀の動きで良い作品になりました」

☆初形玉をバランス的に中央に持ってきたかったんです。あと、この方がとっつきがいいかな、と。些末ではあるのですが。

解答とともに、たくさんのご祝辞を頂戴しました。妻ともども、感謝申し上げます。また、出品いただいた小川さん、本当にありがとうございました。

記念詰将棋解答①

今回の無理矢理記念出題に、ご祝辞・ご解答をいただいた皆様、大変ありがとうございました。ではまず小川さん作から。

▲61馬 △82玉 ▲72馬 △同角 ▲71銀 △73玉
▲82銀打△同と ▲62銀生△84玉 ▲85歩 △75玉
▲86金 △65玉 ▲76金 △同金 ▲66金 △同金
▲64飛 △56玉 ▲66飛 △45玉 ▲47龍 △35玉
▲25金 △同玉 ▲26飛 △同玉 ▲36龍迄29手。
(詰上り「フミ」の字)

 まずは小川さんに作っていただいた「フミ」の字。もちろん名前を出した上でリクエストしたのですが、一文字ずつ2個という予想を見事に裏切られてビックリ。この2文字なら1作で出来る、とは思いませんでした。まずはその発想に脱帽です。

 序奏の駒取り2連発も驚きですが、その後の82銀打~62銀がまた指しにくい手順。83香成や64銀といった手もかなり続くので、よく余詰まないものと思います。86金~76金で飛を奪えば、後は易しかったのではないでしょうか。それでも25金~26飛は気持ち良い手順と思います。

作者の言葉『9月27日、蛙さんからメールあり「今度結婚するので、祝賀詰を頼む」とありました。「祝賀詰ならば、変化、マギレを少なくして、優しさが第一だなあ?」と、つぶやいていた。それなのに、本図はそれと正反対になり、「申し訳なし」。
作品名「フミ4」とあり、これは4作目です。しかも、「序盤の駒取、6手目93玉の変化が長く、小川らしくない」の注意書きがしてあります。投稿図は「フミ1,2,3」の中から選ぶべきだった。「後の後悔先に立たず」です。』

 最初は少し易しめでしたが、あまり骨がないのも、という思いがあったのか、何度も改作いただきました。少し変化が厚めですが、不動駒が減った分、形になったときの安心感が出ますね。

○解答者コメント

たくぼんさん‐「Aさんも人が悪い。序が結構紛れが多くて苦労しました。64銀が詰まないとはね。
でもきっとフミさんは素直なよい奥様だと思います」

☆いや、この作品くらいですかねえ(笑)

中村雅哉さん‐「「ミ」の字部分と収束は見えているのに、導入部でつまずき
苦戦。3手目72馬が見えず83香成~84歩と思い込み「クミ」かな、と予想していましたがコメント欄を見て「?!」。ようやく72馬~71銀に気づきましたが、93玉と逃げるものと思い込みまた混乱。73玉逃げで「フミ」になるとわかってようやく作意が見えました。93玉の変化の割り切り方は読めてません(笑)。
そこを抜ければ気持ちよく手順が進みます。盤面を広く使った見事な仕上がりで、素晴らしい結婚祝いだと思いました」

☆93玉は94歩、同と、82銀生以下。かなり長い変化ですので、どうぞ読み飛ばしください(笑)。盤面広いとあぶり出しらしさが出ますよね。

鈴川優希さん‐「ちょっと駒取りの多さが気になるところもありますが、収束はかっちり決めましたね。奥様のお名前、「フミ」さんが鮮やかに浮かびました」
☆終わり良ければすべてよし、です。

有吉弘敏さん‐「難解。詰め上がりはかなり早く想像がついたのですが、序が難しい。実は詰め上がりから創作するつもりで逆算して解きました」
☆収束が初形から少し透けてますので、そういう解き方もアリですね。

今川健一さん「6手目、93王 or 73王、どちらに行こうかと迷います。蛙さんも令夫人への結婚申し込み迄には、ずいぶんと迷った筈?ここで73王と決まれば、あとはスイスイ。返事は「OK」。詰上げて、この作品の表題を考える。題して、「大江山」。その意は?」
☆百人一首にあったような…。調べてみます(汗)

山下誠さん‐「6四飛からの収束は軽快。「フミ」さんとは可愛らしいお名前ですね」
☆平仮名なんですが、当時としてはかなり珍しい?あまり人のこと言えませんが。

蛇塚の坂本さん「右下に桂香が有るので玉を右下に持っていくと推理し玉を押して行きました。駒がほとんど消えて行ったのが気持ち良かったです」
☆これで左上だけで詰ましたら犯罪クラスのタチの悪さかも。

占魚亭さん「ヒントで何の字を作ればいいのか分かり助かりました。フの字が難しかったです」
☆やはり難しかったですか。最初にヒント出しちゃえばよかったですね。

奥鳥羽生さん「詰上り文字形を想定するが、なかなか82が埋まらない・・・。守備力削減のために、早く83とを取ってしまいたかったが、(取って簡単に詰むように見えるが、同角・同玉ともに不詰。)最終的に取らずに、82に残すのは予想外でおもしろい手順。最後もきっちり纏まっている」
☆82銀打~62銀の逆モーションは良い味ですね。

三輪勝昭さん「序盤がすこぶる不満だが、61歩は持駒の予定だったのかな?
以下は駒を二次活用する手が多いのが感じ良い」

☆61角成からスタートできれば確かに味良いですね。初手はほぼ必然なので、手は付けやすくなったと思います。

次回は冬眠蛙作を掲載します。

新年のご挨拶代わりに

遅れましたが、あけましておめでとうございます。今年も冬眠日記をよろしくお願いします。

今年は大みそかから元旦にかけて仕事で、あっという間に正月休みが過ぎてしまいました。ということでご挨拶代わりに短コンの短評でも書いていこうかと。厳しい評ばかりだったらゴメンなさい。

1-73桂でなければいけなかったかなあ。
2-意外性は薄いが、安心できる手順。
3-3手目は良く見る筋ですが、前後の工夫は買います。
4-捨て合の後がセンスの光る手順。
5-この底の浅さは特別同人の名を疑うレベル。
6-予定調和的。…とか言って実は初形では邪魔駒に気づかなかった。
7-綺麗ですが、同一手順ありそうかな。
8-5と同じですかね。
9-一瞬の不利感。ちょっと弱い。
10-この手順を変化にして、大駒一枚消したかった。
11-35角の紛れが薄い分、入れ替えも見えやすい。
12-邪魔になるかどうか、ですか。
13-実戦形仕上げがベテランらしい巧さ。
14-簡単すぎる、と思ったら。なるほど。
15-独特の難しさ。感銘は薄いが、こういうタイプは貴重。
16-いつもの氏に比べれば、だいぶ解きやすい。
17-このテのは好きになれません。
18-ちょっと考えた。左右使い分けが必要ですか。
19-もう少し綺麗に出来そうな気も。
20-塚田流の香り。
21-あ~、この香配置はうまいなあ。
22-配置もう少し整理できれば。
23-63銀・41香の配置で大体こうかな、と。
24-うまいなあ。ベスト3は堅い。
25-この易しさが稲葉流。
26-先に作意が見える。変化の確認が少し面倒だった。
27-作者にしては珍しい筋。少し驚きました。
28-そうか、先に飛か。
29-200回の作品に期待。
30-う~ん、らしい。そして、うまい。
31・32-7手だと意外性が薄くなる、ということなんですかね。
33-3手目以降ややおとなしい。
34-意外性がほんの少し。
35-綺麗に出来てて好感。
36-一時停止が必要。ちょっと面白い。
37-う~ん、よくわからない。
38-一瞬不詰かと思った。多分作者の思うツボ。
39-この位の味付けの方が31・32より好みかも。
40-あ、そっか、先に角なんだ。誤解するとこだった。
41-43銀が惜しすぎるなあ。
42-シンプルで好感。
43-難度は狙いの外だろうけど、この形でこの持駒でこの手数はちょっと不利かな。
44-26角でだいぶ考えた。なるほどね。
45-初形と手順のバランスが良い。
46-氏の名前ならもう一味ないと。
47-組合せだけなので易しい。
48-初入選とは思えない完成度の高さ。素晴らしい。
49-同人のレベルアップに貢献度期待大。
50-締めくくりらしい見事な切れ味。適度な厚さの紛れに感心。

捨て合作品が例年以上に多くて、予想が難しいですね。首位は武島さんかな?ではまた。

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