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「新参者/東野圭吾」

「このミステリーがすごい!2010」で1位を獲得したタイトルの作品を先日読みました。加賀恭一郎という刑事のシリーズの1作です。このシリーズは今までにも何作か読んでますが、今回の作品が一番良く魅力を出せているな、と思います。

芯に1つの殺人事件があり、それをめぐる様々な謎を1個1個解き明かすのですが、どれもなかなかの味があります。最後にはその殺人事件が解き明かされるわけですが、最後まで雰囲気を壊していない、丁寧な創りが印象的です。

確か作者自身が会心の一作として挙げたものだったと記憶していますが、なによりも構成の新しさが素晴らしい。こういう作りの詰将棋みたいなのもあるといいのになあ、なんて思いました。誰か作ってみてください。

三輪勝昭さん個展 第16回 解答

昨日は職場のソフトボール大会。あまり動かなくてもよさそうなキャッチャーで出たのですが、取り損ねた速球が股間を直撃。あれ、めちゃめちゃ痛いんですね。しばらく声が出せませんでした。おまけに今日の太ももの筋肉痛といったらもう。日頃自転車こいでるので大丈夫かと思ったんですが、使う筋肉が違うんでしょうね。

気をとりなおして、今回は、飛ばしてしまった第16回分の解答発表です。

▲45銀引△同香 ▲47銀 △同と引 ▲48桂 △同と左
▲55金 △同玉 ▲66角 △同飛 ▲56歩 △同飛
▲44銀生△同馬 ▲65飛 △同歩 ▲67桂迄17手。
(詰上り「オ」の字)

まずは角を取るしかなさそうですが、41香の効きが強いので、36銀が生きている内に45銀引で香を吊り上げるのが軽い伏線。さらに47銀、同と引のときに48桂と一本捨てるのが、これまた12手目同玉に備えた伏線になっています。これに対して同と直は55金、同玉のとき57飛があります。

55金、同玉のときに66角、同飛と飛を質に入れて56歩とするのがうまい手段で、首尾よく56をふさぎました。ここですぐに65飛は同歩で逆王手。44銀生として馬の効きを事前に外します。ここで初手の効果も確認して、後は飛捨てから桂ツルシまで。「オ」の字があぶりだされます。

作者「余り難しくない程度に手順の綾があり、サイトには理想の出来と思っています」

意外性のある手はないですが、双玉らしさもあり(初手57歩や9手目44銀生はともに逆王手で逃れ)、うまくまとまった佳作と思います。

** 短 評 **

さわやか風太郎さん(20歩)「いつもながら鮮やかな炙り出し。一つ一つの手は分かるが、どういう順序で組み立てていくかに難儀し、常に逆王手の陰に怯え続けながらそれでも何とか解図しました」
☆怯えるとか少しオーバーな気も(笑)。でもわかります。

羅刹國さん(45歩)「『オ』ですね。56歩が先なのが割り切れていていいですね。玉の位置もいい」
☆そうそう、44銀生が先でも良さそうに見えますものね。冬眠蛙もここに一番感心しました。

占魚亭さん(18歩)「6五飛の実現まで長かった」
☆確かに、初形からほとんど見えてるんですけどね。ある意味、作者のうまさが良く表れてると思います。

蛇塚の坂本さん(33歩)「玉が狭いので手順の問題だと思いますが、と金を引かせと金を縦に並ばせることを強制させるところに作者の妙があると思いました」
☆2手目同と寄は桂捨てなしで作意に直結。48を空ける意味があるわけですね。

太刀岡甫さん(3歩)「先の先を読むようでオもしろいです。桂打が絶品!」
☆まさにそんな感じですね。ちょっとした根競べみたいな。

嵐田保夫さん(17歩)「形からして最後6七桂跳ねで詰ましたくなる所だが、其の手順とタイミングがちょっとややこしい。4八桂に同と直が利かないと解れば後は簡単。軽い趣向作」
☆初形で銀が4枚並んでるのも含め、ちょっと趣向的な匂いもしますね。

ちょっと難しい部分もあり、解答者微減でした。良い問題だけに残念。

今回でさわやか風太郎さんが20歩到達。賞品を後日送付します。

金成憲雄氏作品紹介15

羽生名人復帰だそうですね。4-0とはちょっと予想外。ちなみに森内前名人には私が某看寿賞作家と将棋指してるところを見られたことがあります。絶対に覚えてないでしょうけど。

さて、金成氏作紹介を。

Kanenari17

前回に引き続き実戦形。手順からすると、実戦取材ではないと思います。こんなん秒読みで詰ませられたらショック?10手台です。

三輪勝昭さん個展第18回出題

飛ばした第16回の結果もまだですが、本人からリクエストもありましたので?先に第18回出題を行ないます。

Miwa27

10手台。結構考えやすいかと思うのですが、どうでしょう?

解答・短評を募集いたします。以下のメールアドレスに6月22日(日)までに解答をお寄せください。
送付先  hirokiichishima@yahoo.co.jp
本記事のコメント欄に、という場合、解答は入力せず、感想のみとしていただくようお願いいたします。

1回解答いただくごとに1歩ポイントを贈呈します。10ポイント溜まると三輪さんのミニ作品集をゲットできます。
・10歩溜まったところで、三輪さんのミニ作品集を送付いたします。(他に以前使っていた賞品があります。そちらをご希望の場合はご連絡ください)

金成憲雄氏作品紹介14

前の記事のコメントにもあるとおり、三輪さん個展の結果発表を1個飛ばしてしまっていたことが判明してます。(いまだに「書いたはずなんだが…」と感じていて、もしかすると保存するのを忘れてたのかも)

そちらは週末にやるとしまして、今日は金成氏作紹介を。

Kanenari16

前回と打って変って、端正な実戦形です。10手台。読みの練習にいかがでしょう。

三輪勝昭さん個展 第17回 解答

大変遅くなりました。

▲63桂成△同と▲55馬△53玉▲54香△同桂
▲64馬△同玉▲74銀成△同桂▲55馬迄15手。
(詰上り「ケ」の字)

3手目74銀成が誘い手ですが、すぐやっては同桂、55馬、53玉、54香に62玉で逃げられます。55馬~54香~64馬がちょっとした好手順。今度は74銀成に同と、となるため、55馬で詰みとなります。

作者「詰みそうな紛れは全くないが意外に一目では詰まないと思う」

そうですね。特に64馬と捨てるとき、感覚的に44香が取られてしまいそうな感じがして、若干見えにくくなっていると思います。

** 短  評 **

高田明浩さん(1歩)『2枚の馬の捌き方に苦労しました』
☆高田さんは初解答。ありがとうございます。まだ11歳とか。前途有望ですね!

さわやか風太郎さん(19歩)『一度閉じた飛車の横利きを再度開く凝った構想。6四馬捨てが強烈な印象でした。桂馬の総出演で詰上がり「ケ」とはウマい』
☆構想、という感じではないですが、味がありますよね。

ほいさん(5歩)『パッとみ、8三銀を支えに5五馬と入る筋かなと見えましたが本譜は7四同とを限定させるための馬香使いでした。綺麗なケですね』
☆ほいさんは久しぶりの解答。次もまたお願いします。

嵐田保夫さん(16歩)『前回“オ”の字で今回“ケ”の字。其の前はカラかフロあたりだったのだろうか(笑)』
☆ランダム出題なんですよねえ。今までのでそろえられるかな?

坂本栄治郎さん(32歩)『10手台とは言うものの意外と手数が、短いのと流れが、比較的解り易いので、罠はまったのではないか自信がありません。ですが、キレイな流れだと思いました』
☆大丈夫、正解です。この作者でキレイな流れなら、まあ間違いないです。

羅刹國さん(44歩)『今回は意外とみえなくて苦戦しました。相変わらず巧く創りますな』
☆全くねえ。

占魚亭さん(17歩)『飛車を守りながらの軽い捌き。1路右に寄せれたら……』
☆右に寄せると43香成の筋でダメそうですね。

○その他解答者…久遠さん(1歩)

初解答や久しぶりの解答の方もあり、まずまずでした。ありがとうございます。

金成憲雄氏作品紹介13

結局、今回の順位戦は休場することにしました。在庫に17手があり、2手削ろうかと思ったのですが、前回もそれをやって後悔しましたし、ここは無理するところじゃないな、と。代わりに近々、いくつか投稿するかもしれません。入選できるかは微妙ですけど。

創作がうまくいってなかったせいもあり、やらなければいけないことがいくつか。まずは金成氏作紹介を。

Kanenari15

今回は氏の作品の中では唯一の小駒図式です。組み合わせがややこしいかも。10手台です。

次回は三輪さんの結果をやります。遅れてすみません。

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