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特別出題解答③

いよいよ佳境?です。前回最終図から。

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▲57飛

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一見58桂と打つ手に惹かれますが、いったん中途半端に57飛と引きます。3手目に57飛と引いたときは邪魔な65歩を玉に取ってもらう意味があったのですが、今回は65歩は既にありません。では今度の意味は?

△65玉▲64銀成

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この64銀成が収束を見据えた伏線手。同玉と取った場合、▲67飛△65歩▲56桂△73玉▲55角△64銀(桂香は売り切れ)▲同角以下で詰みます。この変化は持駒が桂でないと詰みません。従って、4手目65玉のときには64銀成は成立せず、この瞬間のみ成立する手順となっています。

実は今回改作したのはここだけです。原図はこの57飛~64銀成の手はなく、玉方64歩配置でした。 「64に釣り上げる伏線が入ればいいのにな~」とは思っていたのですが、57飛とする手にずっと気がつきませんでした。

△同香▲55飛△66玉▲58桂

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気がついた後も、しばらく「ああそうか、でも一枚歩はがした後でも成立しちゃう変化だよなあ」と勘違い。もう1サイクル回すか、収束に入るかの権利が玉方にあるので、64銀成はやはり上記のタイミングしかありません。ちなみに64銀成、同香の交換を入れなかったとしますと、上図で同桂成として収束に入る方を選択されて不詰です。

今回皆さんからいただいた感想を見ても、やはり最初なかなか気付かなかった方が多かったようです。こういった伏線は謎解きの醍醐味ですよね。アリバイトリックみたいな緊張感があって、冬眠蛙好みです。

ということで続きは次回。伏線の効果を最後に見てもらいます。64に香が上がるとどんな手が成立するのか、お楽しみに。

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