無料ブログはココログ

« 2010年3月 | トップページ | 2010年5月 »

NIMBY

順位戦の作品を投稿しました。昨日さんざん試して、やっと配置一枚減らせました。まだ減らす余地もありそうなのですが、代わりに味も落ちそうなので割り切り。疲れたなあ。

 

今日は以前予告しましたとおり時事ネタで。いつもに増してくだらない私見ですので、読みたくない、という方はどうぞ飛ばしてください。

タイトルのNIMBYとは「Not In My BackYard」の略語。直訳すると"ウチの裏庭には欲しくない"ということで、要は『世の中の仕組みとして必要なのだが、自分のとこは勘弁して』ということですね。今回の普天間基地騒動はまさにコレです。まだまだ迷走しそうな気配ですね。

これについて私は深い知見をもっているわけではないので、「沖縄には置かないべきだ」とか「海外に…」とかいう明確な意見はありません。ただ言いたいのは、「政府はなぜイニシアチブを強く取らないのか」ということ。子供じゃないんだし、NIMBY的な要素がある施設なのは誰でもわかるワケです。それを恐る恐る「ここでいい?」って聞いて回ったところで、「OKです、大歓迎」って言いだす自治体がそうあるワケない。

最近地方自治が声高に叫ばれていますが、少なくとも外交や軍事政策については国が主導権を握り、調整すべき問題と思います。もっと堂々と、毅然とした対応をとって欲しいものです。

私が尊敬する歴史上の人物のひとり、白洲次郎は安保条約が議論になった際、こんなことを書いています。"なぜもっと具体的に数字で、というよりも自分で防備をやったらいくら税金がふえると国民に説明しないのか。税金がふえて、我々の生活が今よりぐっと苦しくなっても、なお外国の軍隊を国内に駐留させるよりもいいというのが国民の総意なら、安保など解消すべき"(新潮文庫『プリンシプルのない日本』) 今まさに政府に求められていることではないかな、と思います。

ひとつ付け加えると、「基地があること」がマイナス一方、と捉える風潮もマスコミも含めて、もう少し考えてもらいたいなあ。いいことだってたくさんあるはず。特にマスコミについては、じゃあ基地がなくなったらどうなるのかについて突っ込んで検討して、意見を言うべきと思いますね。

他にも思うことは色々とあるのですが、今回はこの辺で。明日から不在になります。戻ってくるのは5日くらいかな?ではでは。

先にお詫びしとこっと。

4月ももう終わりですねえ。

昔、熱心に解答していた頃は、順位戦で作者一覧のところに「欠場」って書かれてるのを見ると、ガッカリしたものです。特に初期の順位戦っつーと、上田氏・若島氏や酒井氏の作品がフツーに出てましたから。(そういった意味ではtoshikiさんは本当にエライ。)

いざ自分が作品創ってない状態になると、ああ欠場も仕方ないんだな、って思います。やっぱり自分が納得した作品出したいですもん。そういった意味では4月29日にできた第18期B級の作品(ココに載ってます)は奇跡だったなあ。

あ、一応作品は出すつもりです。どんなにヒドくとも。解いてガッカリするようなのがあったら、それがきっとワタシのです。ごめんなさい。まあ今回は自業自得ですね。新作シリーズ終わってから、ほとんど駒触ってませんでしたし。次回また頑張ります。

 

 

4月30日から実家に戻るため、しばらく更新しないかと思います。皆様も良いGWをお過ごしください。

90年代の一桁モノを振り返る。21

龍馬伝が佳境に入ってきた感じですね。あまり龍馬モノは読んでないので、筋書きが分からない分毎週楽しんで見ています。

さて、本日ご紹介するのはこちら。

0507ishikawa  

 

端正な実戦形で食指の動く形では。難易度も程よく、解答選手権向けかも。正解はコメント欄に。

門戸を広げる工夫

前回記事にたくさんコメントいただきました。冬眠蛙ばかりではないようでちょっと安心です。ちなみにAさんの最近の政治へのお怒りは同感ですねえ。これについてはまた別で書きたいと思います。まあまずは基地問題がなんとかならないとね。

 

さて、先日けんちゃんさんから推理将棋作品集を送ってもらいました。毎回解答を送っている甲斐がありました…っつっても全解率は異常に悪いのですが(笑)。ありがとうございます。

推理将棋も最近は若干手数長めになってきた感じで、だいぶ難しく感じています。皆さん良く解いているなあと。解答者数は伸び悩みしている部分もあるようで、やっぱり少し難しいのでしょうね。

実はこれは先般の解答選手権でも感じました。やはり一般の方には初級戦の超短編でもだいぶ難しいみたいだなあと。長い時間首をひねられている姿を見ると、「ああ、ちょっとでも助けてあげたい」なんて思います。

詰将棋の楽しさは何と言っても解けた瞬間、作者の狙いを共有できた喜びにあるので、解けずに残念、という方はなるべく減らしてあげたい。

そこで"こんなのあったらいいな"と思ったのが『希望ヒント制』。

○半分位の時間がたったら、ヒントが欲しい方は挙手してもらう。

○この問題のヒントが欲しい、という場合に提供するヒントはあらかじめ準備しておく

○その代わり、ヒントを貰った後に解いた場合は満点にはしないで少し減点

 

こんな感じ。全部解ける人がなるべく多くなるように、でも選手権だから順位もちゃんとつけるよ、ということで結構いいアイディアと思うのですが。

『ヒント欲しい、なんて人そうはいないでしょ?』という意見もあるかもしれませんが、かくいうワタシは毎月推理将棋のヒントが欲しいです(笑)。ので、きっとこういうルールにすれば手を挙げる人は出てくると思います。

問題は、手間がかかる点でしょうねえ。パラだと、大半のコーナーが担当者のボランティアなのでかなり無理があるかな。でも解答選手権運営ならなんとかできないかなあ。厳しいかもしれませんけど。

 

いずれ詰将棋にしろ推理将棋にしろ、魅力が大きい代わりに門戸はどうしても狭いワケで、どんどん工夫して、なるべく多くの方に味わってもらえるようになればな、なんて思う次第です。

 

あ、そうだ昨日初めてtwitterを覗いてみました(前々から会員にはなってたんですが、新しいことにはなかなか…)。なかなか面白そうですね。

鰈さんと風さんからフォローが入ったので、これからたまにつぶやいてみるかもしれません。

冬眠蛙、クレーマーになる。

お昼。たまたま近くのファストフード店に入る。

券売機でざるそば購入

サイドメニューで何か頼もうかと100円入れる。

大したモノが無かったので、中止する。

お釣りボタンを押したが100円出てこない。

店員曰く、「一旦お金を入れたら、チケット買わないと駄目です」

「は?ありえないでしょ!」

店員「すみません」

 

謝られても困る。そんな扱い聞いたことない。

「じゃチケット買って渡すから100円返して」

店員「あ、わかりました」

 

バカじゃないか。最初からそう言えばいいじゃない。

だいたい39年生きてきて、一旦お金を入れてボタン押したわけでもないのにキャンセルが効かない自動販売機は見たことない。法律には詳しくないけど、民法か商法上でも違反じゃないのかと。

普段見知らぬ人には滅多に怒らない冬眠蛙ですが、流石にむっとして言葉に出ちゃいました。以上。

 

さて、この記事を読んだ感想は?

①それは怒って当たり前。

②100円位でケチだなあ。

③そんな面白くない記事書いても仕方ないのでは。

……③だな(笑)。でもこの会社の方にはぜひこの記事読んでほしいね。

(4/21記。怒りにまかせて書いたら、ファストフードの店名間違えて書いていたことが判明(汗)。なか卯でした。すき家さんすみません)

詰とうほく4月の会

今回は前回メンバーマイナスさとうさんで7名でした。就職されたんですねえ。どちらに行かれたのかなあ。

持ちネタが全くない(ちなみに順位戦はまだ出来てません。たくぼんさんが仲間なのが心強いなあ)ので、解図にいそしんだり、先日の解答選手権の話題等。利波さんの作品はなかなか良かったです。何がいい、ってワタシでも解けたところが(笑)。

利波さんから「これイイですよ」と言われたのが中田章道氏の作品集。他にもファンの方が多いようですが、公言しましょう、ワタシも中田氏の短編は大好きです。あのセンスは身につけようとして身につけられるものではないですね。今度書店に行ってみよっと。

詰とうほくらしく、多少ブラックな(?)話題とかも出しつつ、まあのんびりと楽しい会でした。評価の付け方のルールの話は個人的に面白かったです。

次回は結局7月だったんでしたっけか。それまでには作図も復帰したいと思います。詰とうほくも作品展とか一度やってみたい気もするんですけどね。でも絶対皆真面目に創らないな(笑)。

90年代の一桁モノを振り返る。20

あれ、いつの間にかタイトルが変わっているって?

いや、やはり9手は"超短編"とは言いづらいなあ…って。はい。

でも今回は7手です。

0507siomi

塩見一族の総帥?塩見倫生氏作です。

手数をバラしちゃった分易しいかな?解答はコメント欄に。

 

あ、そうそう、今週土曜は詰とうほくです。お時間空いた方はぜひぜひ。

感想大変ありがとうございました。

躑躅さん『「風の坂道」の改作ですね。最近解いたとこなのですぐ解けましたが,改作で追加された64銀成の箇所が上手く限定されてるなと感じました(同玉で一瞬詰まないかと思いました)。自分でこのような作品を作ってみたいです』

☆「風の坂道」は原図につけていた作品名。それにしても、最近解いていただいていたとは嬉しいです。ありがとうございます。ちなみに原図を納めた作品集PDFは脇のリンクからダウンロードできます。

會場健大さん『香ををどこで動かすのかということを考えさせられました。64銀成、同玉、67飛、65合、56桂、73玉に55角が見えず、苦労しました。難解でもなく絶連でもない微妙なバランスを保った好作だと思います』

☆嬉しい褒め言葉ですね。難解作でもなく絶連でもない。冬眠蛙的にツボです。

隅の老人Aさん『先ず、形に無理が無くスッキリしていて好感が持てる。初手は之しかないで始まる。ゴチャ付いた序奏が無いのも、形とマッチしてバランスが良い。3手目から考えさせる、と金の剥がし趣向かな?5筋に並んだと金と香の配置も何か有る?73銀はいずれ64銀成と捨てるだろう?36金は質駒だろう?)1、65歩を消す、2、59と金を頂く、次どこに開いても打歩詰。打開策は?出ました85飛、合駒は?桂合。67歩、同玉、65飛、56玉、55飛、66玉、―――この展開は新味有り、蛙さんのお気に入り?3、58桂、同桂?アリャリャ。そうか、ここで64銀成で62香を上げておくのか。4、58桂、同と、から、58桂、同桂。5、最後に35飛で36金を取り、収束へ。思考時間は休み休みして、3時間。』

☆こんな長評をいただけるのはブログならではでしょうか。Aさんに3時間も並べてもらえれば、この作品は幸せです。

オタマジャクシさん『最初、持駒変換がテーマの作品かと思ってしまった。持駒変換と伏線をからめたのが、面白くて良いです。特に、64銀成を入れるタイミングが絶妙です』

☆オタマジャクシさんからもこれとは別に解図過程を全部送ってもらいました。感激です。

風みどりさん『Tea-shotさんのコメントを読んで、やっと解決しました。なるほど、67飛から56桂ですか。実にいいタイミングでやな変化ともなってはいりましたね。作品の価値3割以上アップした感じです。(もっとかも)おっと、追加したのは当然香移動の伏線だという前提の感想ですが、あってますよね』

☆正解でした。3割増!いや~嬉しいです。TeaShotさんのコメントはすごいヒントになっていたので敢えて残しておきました。

TeaShotさん『打歩詰を回避しながら桂・歩を捌き、36金を入手する手順は良質のパズルのようです』

☆誤解部分は外して載せますね(笑)。良質のパズル!く~、嬉しいなあ。

嵐田保夫さん『見事な打歩詰回避手順から何とか4六金で頭を抑えたと思ったら、その後詰みそうで詰まない。ここに至って6四銀成を入れて6二香を移動できれば4五金~7二馬の筋で詰むことは分かったが,その6四銀成のタイミングと変化に一苦労どころか二苦労、三苦労。多分これで合っていると思いますが、55で55手詰とは流石冬眠蛙さん。☆三~つです!(笑)ところで岡田監督は解任でしょうかね?』

☆当時より今の方が最後の1行がハマってますなあ(笑)。でももう今更解任できないでしょうね。流石に。

羅刹國さん『銀の成り捨てをいれるだけで質がグンとアップしましたね。変化は難しいですが快作でしょう』

☆やはり変化難しいですかねえ。実はぶったぎる方法もあるんですが、形が気に食わなくて。まあ全体的には易しいのでお許しを。

しろねこさん『本格派の問題だけあり解けませんでした。回答を見ると、飛車が何度も動き、角で空き王手、収束も鮮やかでした』

☆この飛車の動きはあまり他の作品にはない内容かな、と思います。ワタシの作品の中では最もオリジナリティが高いかも。

坂本栄治郎さん『特に6四銀成の発見(同玉で進展せず)にはなかなか至らず駒余りから進みませんでした収束も素晴らしくかいご感は非常に良いと思います。玉と飛車の攻防2度の8五飛5五桂と5九飛の歩の補充はなかなかのもので盤上の中心を綺麗に片付けたさっぱり感も素晴らしく爽快感だけが残る思いですどうもありがとうございました。又これと同じような良い作品の紹介をお願いします』

☆実は坂本さんも64銀成のタイミングを最初誤解されてましたが、棋友の方から物言いが入った、とのことで後日見事正答を送付いただきました。いやあ楽しそうで羨ましいです。ありがとうございます。

ほいさん『なぜか64銀成が入るタイミングが永遠わからず苦労しました。分かってみると単純ですね。当時の作品を存じ上げませんが、当時入れたくてしかたなかった手ってまさかこれですか・・・?(違うか)最後の最後に利いてくる序盤の利かしはあこがれです。細かい飛車の動きも楽しかったです』

☆確かに、よく考えると持駒桂のときはあの局面しかないですから単純っちゃー単純なんですけどねえ。ワタシ気づくまで10年かかりました(涙)。

竹野龍騎さん『短コン短評のエサに釣られて、詰工房で数人で解きました。・・・・・・54馬まで55手。暫くして全体のストーリーと収束はなんとか見え、あとは伏線手の64銀成を同香と取ってくれるタイミングだけとなりました。しかし、ここからとても時間がかかりました。64銀成、同玉には(持駒歩のときに)63と、だとばかり思い込み、この変化が詰みそうで詰まないため嵌まりました・・・。67飛から55角に64に安い合駒がない!ことに気づいて、ようやく解けたようです』

☆いや大物が釣れたなあ。工房で楽しんでもらえた?のであれば本望です。

隅の老人Bさん『飛が縦横無尽の大活躍。かの三国志の豪傑、張飛の長坂橋大喝 を思い出す。詰め上げて手数勘定、55手。張飛も55歳で殺された。それにしても、巧くできた話ですね』

☆一応希望都(55)詰でもあります(笑)。張飛ですか、いやあちょっと流石に恐れ多いです。ありがとうございます。

特別出題解答④

サッカーの話とかはしばらく厳禁(苦笑)。

0601ichi9 

前回最終図より。同桂成とするとすぐ収束に入ってしまうので、一旦同とと取って粘ります。

     △同と ▲同飛 △65玉

▲55飛△66玉▲85飛△55桂

▲67歩△同玉 ▲65飛△56玉

▲55飛△66玉▲58桂

0601ichi10

同とと取る手には同飛としてから、②の持駒変換手順を再現します。今度は同桂成とするしかないですが、それに対して同飛は55歩合とされて詰みません。さて打開策は?

△同桂成▲35飛

0601ichi11

36金を取る手を見せる35飛が好手です。(ちなみに作図時に36金配置を発見したときは嬉しかったですねえ。もう10年以上前ですがよく覚えています)

35飛に55歩合とする手は36飛以下で早く詰みます。

△56玉▲36飛△45玉

0601ichi12

玉が左辺に逃げざるを得なくなって収束に入ります。上図では54香が邪魔駒になっており、それを消去します。序と収束の両方で邪魔駒消去する統一感がちょっとお気に入りです。

▲46金△44玉▲43と△同玉 

▲53香成△44玉▲45金△同玉

0601ichi13

持駒の金をうまく使って54香を消去しました。最後は94馬を活用します。③で解説した▲64銀成△同香の交換がここで活きてくる、という仕掛けです。

▲72馬△55玉▲54馬まで55手。

0601ichi14  

昔の記事で作品集のPDF版をアップしたときに、改図前のこの作品を「今でも自作のベスト5に入る」と書いた記憶があります。今回の伏線手順導入で、その思いをますます強くしています。ベスト3を選べ、と言われても多分これを入れると思います。

四百人一局集の作稿が無ければこの図にたどりつくことも無かったわけで、その意味では門脇氏には感謝しなくてはいけないですね。ちなみに四百人一局集には別の作品を選んでます。

次回、皆様からいただいたコメントをアップしたいと思います。

特別出題解答③

いよいよ佳境?です。前回最終図から。

0601ichi6

▲57飛

0601ichi7

一見58桂と打つ手に惹かれますが、いったん中途半端に57飛と引きます。3手目に57飛と引いたときは邪魔な65歩を玉に取ってもらう意味があったのですが、今回は65歩は既にありません。では今度の意味は?

△65玉▲64銀成

0601ichi8

この64銀成が収束を見据えた伏線手。同玉と取った場合、▲67飛△65歩▲56桂△73玉▲55角△64銀(桂香は売り切れ)▲同角以下で詰みます。この変化は持駒が桂でないと詰みません。従って、4手目65玉のときには64銀成は成立せず、この瞬間のみ成立する手順となっています。

実は今回改作したのはここだけです。原図はこの57飛~64銀成の手はなく、玉方64歩配置でした。 「64に釣り上げる伏線が入ればいいのにな~」とは思っていたのですが、57飛とする手にずっと気がつきませんでした。

△同香▲55飛△66玉▲58桂

0601ichi9

気がついた後も、しばらく「ああそうか、でも一枚歩はがした後でも成立しちゃう変化だよなあ」と勘違い。もう1サイクル回すか、収束に入るかの権利が玉方にあるので、64銀成はやはり上記のタイミングしかありません。ちなみに64銀成、同香の交換を入れなかったとしますと、上図で同桂成として収束に入る方を選択されて不詰です。

今回皆さんからいただいた感想を見ても、やはり最初なかなか気付かなかった方が多かったようです。こういった伏線は謎解きの醍醐味ですよね。アリバイトリックみたいな緊張感があって、冬眠蛙好みです。

ということで続きは次回。伏線の効果を最後に見てもらいます。64に香が上がるとどんな手が成立するのか、お楽しみに。

特別出題解答②

一回間が空いてしまいました。続きをスタートします。

(前回最終図)

0601ichi3_2

67歩が打歩詰ですが、ここで95飛や75飛、または35飛等とすると、56玉とされて今度は57歩が打歩詰になってしまいます。

▲85飛

0601ichi4

85飛と馬筋を塞ぐのが好手。ここならば56玉には57歩が打てて、以下67玉、65飛までで詰みます。

…ということで玉方は手を変えます。

△55桂▲67歩△同玉▲65飛△56玉

0601ichi5

結論から書きますと55桂合が最善です。桂合は上図の局面で67馬、65玉、57桂の筋を防いでいます。飛合とかではこの局面で55飛、66玉、67飛までですね。

▲55飛△66玉

0601ichi6

67馬が取られるので、詰方も55飛と手を変えます。66玉までの局面を10手目の局面(今日の一番上の図)と比較すると、持駒だけが変わっていることにお気づきでしょうか。そう、この作品の主題は持駒変換です。変換の仕方が変わった感触で、なかなか面白い…というのはやっぱり我が子かわいさでしょうかね(笑)。

さて、変換が終わったところで、58地点でハガすのが見えていますが、続きはまた次回。ではでは。

お手伝いした感想

今日は詰将棋解答選手権の一般戦+初級戦で仙台会場の手伝いをしました。

非公式な感想を。

*行って役に立ったこと

 ・誤答部分の正解順を教えられたこと

 ・「生」=「不成」を知っていたのが自分だけだったこと

 ・万が一と思って持っていった新品同様の詰将棋本が賞品で使われたこと

 …これだけかい。

*ほほえましかったこと

 ・前にいた中年の方が解けたときに小さく見せたガッツポーズ。

*ほっとしたこと

 ・一応全部暗算で解けたこと

*驚いたこと

 ・一般戦を半分の時間でクリアした中学生

*わかったこと

 ・初級戦②で垣間見えたtoshikiさんの性格の悪さ(笑)。

 

島先生、加部先生をはじめ、皆さんお疲れさまでした。加部先生が子供教室の方に声かけしなかったら、ちょっと参加者少なかったかなあ。来年はどうなるか、ちょっと微妙かも。

特別出題解答①

特別出題にたくさんの感想、まことにありがとうございました。

この作品は原図のときも本当に気に入っており、思い入れも相当に強い作品です。ということで、いつもより長い解説になります。あらかじめご了承ください。

0601ichi0

狭そうな玉ですが45に逃げられては終わりなので初手は55飛の一手。66玉に対してどこに空き王手するか、というところですが、まずは59のと金をパクつきたくなります。

…が、それは罠。正解は57飛です。

(初形より)

▲55飛△66玉▲57飛

0601ichi1

仮に59飛とと金を取ると55歩合とされ、67歩は二歩で打てず、にっちもさっちもいかない状態になります。57飛は55歩に対して67馬を用意しており、65玉と歩を取らせることを狙いとしています。

△65玉▲55飛△66玉▲59飛

0601ichi2

今度は55歩合なら67歩、65玉、55飛で詰み。玉方は逃げるしかありません。

△65玉▲55飛△66玉

0601ichi3_2

首尾よく一歩を手にしましたが、今度は67歩が打歩詰。ここからが主題となります。…がそれはまた次回。

 

この間受けた試験の合格発表がありました。自己採点で届いていることはすでに確認済みでしたが、やはり実際に結果を知るとほっとします。良い週末を迎えられそう。ではでは。

« 2010年3月 | トップページ | 2010年5月 »

最近の写真

  • 20201018inoue
  • 20201018takagi
  • 0506
  • 0505_20201011224401
  • 0505sankou
  • 20201004kaneko
  • 20201004kishi
  • 0505
  • Start_20200927193901
  • 2020083092_20200927193901
  • 2020083073_20200927193901
  • 2020083065_20200927193901