初形曲詰
前にも書いたように私は条件作の創作というヤツがえらく苦手です。初形曲詰は条件作の中では比較的易しい部類のはずですが、それでもなかなか創れません。
先週紹介のこの作品も初形曲詰っぽいようで、単に逆算したらこうなっただけ。解答者の方からも改善案が出されるくらいなので、初形曲詰としての価値はほぼ皆無でしょう。一応作意と変化で桂の使い分けがある辺りが面白いかな、と。
ちなみに今までで一番「これはスゴイ!」と思ったのは前にパラの裏表紙で発表された山田氏の「馬」。そもそもこの字が初形曲詰にできる、というのも常人には思いもよりませんし、解いたら手順もまたキレイで駒捌きも上々。その月の詰とうほくで佐々木さんも激賞していました。インパクト、という点では並みの看寿賞作品よりもかなり上だと思います。今度ご本人のお許しが得られましたら紹介したいと思います。
【今日の結論】
だから私には煙創作は無理だって!
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