7月の詰とうほく

昨日開催いたしました。今回は8名参加で、まずまずの盛り上がりでした。

 利波さんが持ってきた木村義雄氏の叙勲記念パーティのパンフレットの詰将棋をまず解図。北原氏作とのことで、どの作品もなかなかの出来でした(1作不完全らしいのですが)。どこにも収録されていない作品とのことで、こういった埋もれている作品もまだ他にもあるんでしょうねえ。
 その後、前の週に行われた全国大会の記念詰将棋を解図。盲点にはまって1番目の初形「3」の字に苦戦しましたが、なんとか両題とも解けました。作者当てもあったとのことで、結構自信満々で「1番は元○さん、2番は服○さん」としたところ、完璧に外しました(笑)。大変失礼いたしました。

 その後、石川さんの新作を見せてもらったり、短編名作選や今後予定されている作品集の話、またちょっと良い作品、と話題になっているらしいデパート今村さん作の解図等で、今回も楽しく過ごしました。次回は10月28日(土)にセッティング。会場予約しなくては。

 ちなみに当日もらった全国大会解答競争の作品を今ぱらぱらと眺めております。話題のあの方も間違えた、という3手詰第10問、だいぶ考えました。いつもながら、競争用としてのレベルの高さに感心します。運営された皆さん、大変お疲れ様でした。

週末は詰とうほく

今回は詰将棋全国大会がいつもと違う意味で盛り上がったようですねえ。まあ詰キスト的には多少の騒ぎは関係ないかな?

さて今週末の土曜は詰とうほくです。ここ2・3回続いた生涯学習センターではなく、今迄よく使っていた中央市民センターになります。おいでいただく方は間違いないようお願いいたします。

月曜に日本シリーズの仕事で仙台に来ていた角さんと飲みました。出来上がりほやほやの本をいただき、自作を眺めて感無量。ああ、この作品を選んでもらえたかあ、とか、こういう風に見ていただいたんだ、とか。作家冥利ですね。特に吉松さんにちゃんと修正図をチェックいただいていたのも嬉しかったです。他の方の作品の数々も会合でのんびり鑑賞したいと思います。皆さんのおいでをお待ちしております。

第4作品集紹介⑳+⑲解答

看寿賞が発表されましたね。今年は冬眠蛙的には納得の作品選出でしたが、皆さんいかがでしたでしょう?受賞された皆様、大変おめでとうございました。

さて、第4作品集もいよいよ大詰めです。最終、⑳の紹介を。

20170709
20手台。この作品限りのペンネームで出しました。特に深い意味はありません。結構な苦心作ですが、いかがでしょうか。

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⑲解答・解説
20170617

▲43角成△イ77金▲64龍 △ロ86玉▲95角成△ハ同金
▲98桂 △同と  ▲87金 △同金  ▲84龍 △同香
▲53馬 △85玉 ▲75馬迄15手。

○イ77合は42角成以下。76金は42角成、66玉、76馬、56玉、57金以下。
○ロ同玉は65金、63玉、55桂、72玉、77香以下。
○ハ同玉は94龍、86玉、98桂、同と、87金以下。

 龍をどかして馬を寄って詰み、がやってみたかった形。87金、同金を逆算した段階で、「この金を捨合で出せるよう頑張ろう」と目標を立てた。なので、以下この初手に至るまでの逆算は全て2手目の移動捨合成立を目指して入れたもの。制約が厳しくて収束を2手延ばさざるを得なかったが、なんとか当初の狙いを実現できた。不器用な私にとっては、かなり稀有な体験であり、そういった意味で印象深い作品。
宮○忍「64龍で一気に網を絞る」
野口○治「移動中合以下すべてがカレイでカッコ良し」
近藤○「大胆な動きの中に緻密に計算された配置と手順がある。好みの作です」
真○千秋「強手がこれほど続くとは驚き」
 移動合実現までが精いっぱいで、序奏等の飾りを入れる余裕は一切なし。ただその一方で配置に関してはベストをつくしたつもり。一見多いように見えるが、どの駒も複数の変化・紛れに関与しており、機能的には好形と思う。ダイナミックな作意の裏にある、この張りつめた感じを汲みとっていただいたのか、B級順位戦で首位を獲得した。
(詰将棋パラダイス H17・6)



いや~

 自分の勤め先はこの時期に人事異動がありまして、今回、ちょっと今までの仕事と関係の薄いところに職場が変わることになりました。異動自体はあっても不思議ないか、とは思っていましたが、ちょっとびっくり。今住んでいる宮城県以外の可能性もあったのですが、幸い?引越せずとも済むところでした。通うのは少し大変になりますが。(;;;´Д`)ゝ
 「もしも引越だと、詰とうほくも出るの大変だなあ」とか「会場予約引継ぎしなきゃ」といった心配もありましたが、当面は大丈夫になりました。次回は今月22日の土曜日に青葉区中央市民センターで開催になります。ぜひおいでくださいませ。

 今日は藤井四段の30連勝がかかった対局が行われていて、最初の数連勝のうちは「まああっても不思議ないよなあ」と思っていた冬眠蛙もさすがに注目しています。松本の詰将棋全国大会で見たことあるんですが、そのときはまさかこんなことになるとは思ってもいませんでした。
 もちろん今日も応援していますが、あまり注目されすぎると、創作詰将棋の方があまり期待できなくなるかも、ということで、ちょっとそちらの方が心配。それくらい今までの3作品は気にいっています。最新の5月号デパートのも、「こんな風に作れるんだ!」という驚きの一語。次月正解発表ですが、まだ解いてない、という方はぜひチャレンジしてみてください。

第4作品集紹介⑲+⑱解答

 最近、豪華列車が話題になっていますね。テレビ等で紹介されるたび、「すごいなあ」と感じるのですが、自分が乗ることを想像したとき、基本的にコース決まってる、というのがどうもなあ、と思ってしまいます。特に国内であれば、気ままに行くところを決めて、当日の予定変更も全然アリ、が自分のスタイルなので、多分そういう人間には合わないんでしょうね。

 さて、第4作品集紹介も2作品を残すのみとなりました。今日は⑲です。
20170617
10手台です。大した作品ではないですが、配置はベストを尽くしたつもり。

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⑱解答・解説

20170523

▲13金 △同玉  ▲14銀 △24玉 ▲23銀成△14玉 
▲13成銀△同玉  ▲35角 △イ同と ▲14銀 △24玉 
▲23銀成△14玉 ▲24金 △同銀  ▲13成銀△同玉  
▲14香 △同玉  ▲32角 △13玉 ▲23角成迄23手。

イ24金合は14香、同玉、23銀、同金、15銀、同玉、26金以下。この変化のため、35角は限定打。

 密集した小駒図にボリュームのある持駒で腰が引けそうだが、実は14銀~23銀成~13成銀を繰り返す軽趣向作。24桂を消去することで35角が打てるようになり、と金をずらすことで24金と捨てて退路を封じることができる仕掛け。
加■孝志「14に玉を持って来る、33とがブラなので一苦労、ダダッ子をあやす母親、穴をふさいで眠りにつく」
凡骨生「14銀打~23銀成のリフレインが心地よい」
■口賢治「邪魔駒を消した跡地の退路塞ぎが詰将棋」
 頭2手を追加。当然の一手だが、主題に合わせてみた。


(詰将棋パラダイス H18・7改)

ホテルに泊まりつつ

今週末は秋田に遊びに行ってました。高校の同級生との麻雀大会なので、まさしく『遊びに』以外の何物でもありません(笑)。

宿泊は近くのホテルで、安い割に設備もまあまあ、繁華街にも近くて良かったです。翌朝は新聞も無料、ということで久しぶりに軽く目を通しております。

 新聞については、ここ数年で見方がだいぶ変わりました。若い頃は新聞にしろテレビのニュースやドキュメンタリーにしろ、書いてあることは大概信じていました。じゃ今はどうか、というと全く信じていない、という訳ではないですけど、かなり懐疑的に見るようになりました。これは、歳を取って余計な知識が増えた、というよりはネットやSNSの普及によるものが大きいと思います。間違っていたり、明らかに捻じ曲げられた内容の記事がいかに多いことかは、ちょっと調べるとすぐわかる時代になりました。
 
よくあるのが、実際の発言や数字をキリトリ・脚色し、自分の解釈に沿うように編集しているもの。で、最終的に責任を回避するために、あえて最後は玉虫色に仕上げる。某スポーツ紙がよく記事の見出しの最後に「か?」と入れていましたけど、あれと同じ感じですね。
 新聞にオピニオンを入れてはいけない、とは思いませんけど、事実とそうでないものが明確にわかるようにしてほしいですね。あと、たまに誤った記事を載せたときに後日、「お詫びと訂正」が小さく載ることがありますが、もともと載せた記事と同じ大きさでお詫びするのをルール化できないもんかな、と思います。

 今、新聞の購読数はかなり右肩下がりらしいですけど、それは決して若い人間が貧困だから、とかニュースに対する関心が薄れているからではなくて、買うだけの価値、そして読む時間を費やす価値を新聞が生み出していないからでしょう。これからのマスコミは、まず驕りを捨てるところから入ってもらいたいですね。

 次回は作品集紹介の仕上げに入りたいと思います。

詰研ブックス

詰とうほくは詰将棋収集をされている方が多いせいか、行くと余った本をいただけることがあります。今回佐原さんにいただいたのがコチラ。

20170528


その昔、森田銀杏さんが発行されていた詰研ブックスの角さんの作品集です。他に山崎隆氏のも拝見しました。出席者の間では、「多分これ、本人の許可とか得てないだろうねえ」と話題になりました。さすがに角さんには事前に話をされていたのでは、という気もしますが。

A6袋とじで8ページで、図面のみ解答なし、というシンプルな構成ですが、初期の作品が多いので、解図力のない冬眠蛙でもそれなりに楽しめてます。ここで紹介したいところですが、新聞ネタと被りそうなのでやめておきましょう。見てみたい、という方は次回詰とうほくに、ぜひおいでください。(*^-^)

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 この間、テレビのSONGSで玉置浩二の歌を聴きました。中学・高校の頃にファンだったのですが、久しぶりに聴いても、相変わらず上手いなあ、と。思わず昔のアルバムを衝動買いして、懐かしみつつ楽しんでいます。「夢のつづき」→「デリカシー」の流れとか、今聴いてもなかなか良いな、と思いました。

第4作品集紹介⑱+⑰解答

20170523

⑱です。20手台ですが多分暗算向きですね。

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⑰解答・解説

20170507
▲23金 △14玉 ▲13金 △24玉 ▲23金 △14玉
▲24金 △同玉  ▲13銀 △14玉 ▲23銀 △同銀
▲24銀成△同銀引 ▲12飛成△同銀  ▲26桂迄17手。

 「24玉・32飛・63飛の形で32飛が横に動くと玉が3筋に逃げられる形」をスタート地点に暗算創作したもの。ただし収束や余詰検討等の仕上げは盤駒使用。最後まで暗算でやれる技能が欲しいなあ(笑)。
 最終手を除く全ての詰手が捨駒で、また全ての応手に変化が付き纏うが、どの変化も異常に短いあたりは、いかにも暗算創作。内容は普通の手筋モノだが、軽い趣向詰のような雰囲気を持っていて、お気に入りの小品。
中村■哉「リズミカルかつ巧妙な手順で、これが暗算創作とは脱帽です」
チャンボコ「持駒の使い方がうまいと思いました」
ほい「軽くて気持ちが良いです」

(冬眠日記 H23・5)

有吉さん、コメントありがとうございました。作ったときは「一本道すぎるなあ」と思っていたんですが、やはり暗算創作だからなんですかねえ。

次回の詰とうほく

次回詰とうほくですが、以下のとおり、会場が前回と変更となりました。

○日付:7月22日(土)13時~17時
○場所:青葉区中央市民センター 和室(
ホームページ
○会費:利用料金(3120円)を割り勘

前にいつもやっていた場所で、仙台駅西口から歩いて15分くらい?本当は前の場所が良かったのですが、別のイベントがあるらしく、抽選申し込みできませんでした。残念。

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ちょっと前の話になりますが、角さんが現在編んでおられる短編名作選の解説に参加しました。冬眠蛙が選んだのは、

○最も詰将棋に熱中していた平成7年~10年にかけてパラに発表された作品
○看寿賞・半期賞以外

から10作です。後の方の条件は、いずれ半期賞作品集とか出ることを考えたものですが、これが取り越し苦労にならないことを祈ります。
 もちろん、今の冬眠蛙の好みに合わせた選出ですので、結構渋めかも。でも絶対にオススメできる作品ばかりですので、お楽しみに。

 他の方が解説されたリストも送られてきており、自作もいくつか選ばれているようです。こういったセレクションに作品が載るのは初体験ですので、どんな解説が書かれるのか、とても楽しみにしています。

第4作品集紹介⑰+⑯解答

ゴールデンウィークは久しぶりに実家に戻ったり、近くに遊びに行ったり映画を見たり、といった感じで過ごしました。おしまいかぁ。

さて、第4作品集紹介を。もうあと一息です。
20170507

10手台。これも結構好きな作品です。本当は将世向きかな?ネタがなかったこともあり、このブログ上に出しました。
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⑯解答・解説
20170416


▲29香 △28角 ▲同香  △27角 ▲同飛  △16玉
▲17飛 △同玉  ▲37飛 △27桂 ▲同飛  △16玉
▲17飛 △同玉  ▲29桂 △16玉 ▲27角 △26玉
▲17角迄19手。

 詰将棋全国大会の握り詰入賞作。いきなり角の連続捨合という大技が飛び出すが、論理はいたって簡単で、歩は二歩、桂は5手目同香~18飛、それ以外は6手目の局面で打てば詰み。二枚角を手にしたところで盤上の飛車を二枚とも捌き捨て、最後は角をベタベタ打って詰み。普通なら絶対にありえないセンスの収束だが、連続捨合でもらった角なので、逆にユーモラスに感じられる。人間心理というのは不思議なものだ。

ぷら「こーゆうの好きです。初形見て解こうって気にさせてくれます。内容もあって詰将棋の面白さをやさしく教えてくれてるようです」
首●夫「いいね、これ。詰上がりもこれでいいと思う。捨て味より切れ味」
須川●二「まさに握り詰らしい好作ですね」

(詰将棋パラダイス H17・9)

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