第4作品集紹介⑮+⑭解答

3週間前に「いつまで森友と豊洲で時間浪費してるのか」という記事を書いたのですが、まさかいまだに同じ話題がニュースのトップを争うとは夢にも思いませんでした。本当にこんなんで日本は大丈夫なのでしょうか。

気を取り直して作品集紹介を。⑮です。
20170325

一応看寿賞短編賞の候補にもなった作品なので、ご存じの方もいらっしゃるかも。ただ、おかげで座談会で、「○○が気になる」とか「△△と比べて…」等と短所ばかりが取り上げられてしまい、かわいそうなコになっちゃいました。

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⑭解答・解説

20170311

▲22銀 △イ同銀 ▲32銀 △同角  ▲11歩成△同銀
▲12桂成△同銀  ▲31金 △同飛  ▲11桂成△同玉
▲33角迄13手。

イ同玉は11角、21玉、32銀以下。

 持駒が強力で、しかもいかにも香を働かせたくなる初形。簡単そうだが組み合わせが難しい。例えば3手目11歩成で簡単そうだが同銀、同桂成、22玉でアウト、といった具合だ。7手目12桂成と先に後ろの方の桂を捨てるのがミソで、31金に22玉なら11角でピッタリ詰む。この持駒で角を最後まで残すのは少し意外な展開かも。
 14飛が①7手目同桂成の余詰を防ぎつつ、②頭2手の逆算を可能とし、③最終手を限定した上に、④詰上り「リ」の字のあぶり出しにしてしまう一石四鳥のオイシイ配置。これを発見したときの喜びは短編作家の方ならきっとわかってもらえると思う。
 いかにも一般誌向けなので将棋世界誌に発表。月間優秀作を獲得した。

(将棋世界 H19・6)

群馬への旅

これから仕事が忙しくなるので、その前に、ということで旅行に行ってきました。目的地は群馬県の伊香保。新潟県民的には群馬は東京に行く際に必ず通る道なのですが、実は冬眠蛙は今まで群馬県に足を降ろしたのは一度だけ。それも名古屋で開催された全国大会の帰り道、当時高校の担当だった阿部さんが車で高崎まで送ってくれて高崎駅で降りた、というだけですので、事実上初めてみたいなもんです。

…で、感想は、というと、温泉はとても楽しめたのですけど、「これだ!」という名物は無いかなあ、というところです。そんな中で、これが名物らしい、ということで行った水沢のうどん屋さんで、なかなかスゴイものを眼にしました。

Img_20170318_123734


おおっ!…って良く考えたら、立ち寄った、というだけでこんなモニュメントが置いてある、というのはスゴイ(本人が書いた、というわけでもないらしい)。ちなみに100人は入れるのでは、という結構大きいうどん屋さんで、ざるうどんとマイタケの天ぷらが美味しかったです。米長名人はほうとうで有名な山梨出身なので、やはりうどんに惹かれたんですかね。

翌日は富岡製糸場へ。電鉄に揺られてのんびり向かいました。想像以上に大きい建物で、製糸場以外の建物もほぼ当時のまま残っており、世界遺産に選ばれるだけのことはあるなあ、と感心。ちなみにここの名物も「おきりこみ」という煮込みうどんのような料理で、なかなか美味しかった。ほうとうとは少し味が違うのですが、もしかしたら名人も食べたのかもしれませんね。

というわけで、それなりに楽しんでまいりました。今度旅行にいけるのはいつになるやら。海老名も一度は行きたいのですが、作品つくらんと、話についていけそうにないですね(笑)。

第4作品集紹介⑭+⑬解答

震災から今日で6年。ちょうどその頃のブログを読み返したりしています。冬眠蛙は運よく、物理的な被害はほとんど受けていないのですが、震災以降はものの考え方がだいぶ変わったような気がします。気のせいかもしれませんけど。

さて、第4作品集紹介を。
20170311

10手台。前にも書いたかもしれないのですが、実は詰将棋を本格的にやりだす前に遊びで作ったものを手直しした作品です。本当に懐かしい。結構気に入っています。

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⑬解答・解説
20170219


▲A36桂打△イ35玉▲26金 △同玉  ▲23飛 △35玉
▲24飛成△45玉 ▲54飛成△同桂  ▲46歩 △同桂
▲81馬 △同馬  ▲44龍迄15手。

イ34玉は24飛、35玉、26金、45玉、44飛、同馬、46歩、34玉、25金以下。
A14飛は24香、同飛、35玉で逃れ。

 順位戦は基本的に自由出品なので、前衛的な試みに向いた催し。本作は形にこだわらず、序の3手の不利感を狙った。16歩配置はやや残念だが、偶然入ったイの変化が良いアクセントになっており、まずまずの出来。
宮○卓也「もったいないような金のポイ捨てで、打歩詰が回避できた」
小○寺達也「かなりの時間を要した。金捨てから23飛に気付くのが遅れた。収束部捨駒が良い」
詰鬼人「26金~23飛は巧い狙いで、大駒を捌いての収束も好手順」
 もしかすると左右反転した方が、若干不利感が増すか?まああまりヒネたことは考えないようにしよう(笑)。

(詰将棋パラダイス H20・6)

雑感

 パラ3月号が届きました。とりあえず自分の原稿を読んでしまうんですが、気を付けているつもりなんですけど、表現が重なってる部分があったりしてちょっと反省。何回もやっているのに、ボキャブラリーが少ない点が一向に改善されません。
 ちなみに今回は対談形式で書きましたが、どちらかというと、今迄より作品に対して厳しめになっていると思います。前にも書きましたが、今回は「もし小野寺さんが読んだら楽しんでくれそうな解説」を目指しました。彼は結構明確な表現の評が多かったような気がしたので。もしそれで気を悪くした方がいらっしゃったらお詫びします。

 最近、世の中を騒がせているのは「豊洲移転」と「森友学園」でしょうか。冬眠蛙的には前者は「安っぽいドラマを見せられているよう」で、後者は「問題なのは解ったから、国会以外で論じてくれ」という気分ですねえ。
 本当に何年も、与野党問わず、何か起きるたびに「全然○○委員会と関係のない話題での答弁」なんてものを見せられているわけですが、あれ、なんでなんですかねえ。たとえば将棋の観戦をしているのに、解説者と聞き手が「好きなラーメンの具材は何か」を延々と話されたら、皆さんどうです?ましてや実際にするべきことが大事な国事行為だというのに。豊洲移転なんて、もう何が問題なのかすらわからなくなっているレベル。本当に勘弁してほしいものです。

 なんだか愚痴ばっかりになってしまいました。いかんいかん。では。

第4作品集紹介⑬+⑫解答

先日より、たまたま入手できた日本酒「〆張鶴 大吟醸金ラベル」を晩酌に少しずつ飲んでいます。いや~、うまい。辛口ですが、全くしつこさがありません。ちょっとお高めですがみなさんにもオススメです。

さて、では第4作品集紹介を。今日は⑬です。

20170219

すごい形ですが、短編です。いかにも順位戦、という感じかな。解後感はそう悪くない…はず。

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⑫解答・解説(有吉さん、ありがとうございました。)
201702052

▲25銀 △同玉  ▲A44角△イ27銀▲35金 △26玉 
▲37銀 △同玉  ▲46銀 △同玉  ▲47銀 △37玉 
▲36金 △同銀成 ▲48金 △同飛成 ▲26龍 △同成銀 
▲55角迄19手。

イ34玉は35金、43玉、23龍、54玉、76角以下。
A53角成は28歩、35金、26玉、37銀、同玉、38銀、46玉で逃れ。

 3手目44角が渋い一手。作意47銀のとき55玉を防止するわけだが、変化をともなうので53角成としたくなるところだと思う。収束の3連捨てが狙いの手順。

○田和彦「第一感は53角成。44角は宙ぶらりんで指しにくい。37銀以下手が続くのには驚いた。金と龍が消えて見事な収束」
天○包子「48金を見つけて作意に入ったと思った。大苦戦」

 発表時は23馬を21桂にしていたが、4手目角合が割り切れず愕然。修正により、44角の味が少し落ちるのは残念。

(詰将棋パラダイス H17・11修正)

次回の詰とうほく

場所取れました。ヽ(´▽`)/

○次回詰とうほく:平成29年4月22日(土)13時~17時
○会場:仙台市生涯学習センター 5階和室
○会費:参加者で割り勘

肝心の自分が忙しい時期なのですが、下旬なら大丈夫なハズ。多数の参加者をお待ちしております。m(_ _)m

 この間、火曜日にやっているドラマ「カルテット」を仕事上がりでボンヤリ見ていたのですが、そのエンディングテーマ曲の「おとなの掟」が個人的にストライクでした。松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平の出演者4人のユニットで歌う椎名林檎曲。女性陣2名がメインなのですが、男声の入るタイミングがとても良いし、最後に一瞬だけ曲調が明るくなり、またすぐに戻るのもツボ。配信でのみ発売で、CD化の予定がないのがとても残念。まだ2月ですが、今年のマイベストはこれだろうな、と思える一曲でした。ドラマも面白いようなので、これから楽しみです。

第4作品集紹介⑫(アンケートつき?)

昨日の記事に書いた、収録作の直しが終了したのですが、修正図が2パターンあり、迷っております。

20170205


201702052

どちらも作意は同じです(10手台)。やはり下かなあ。。。上の方が原図の雰囲気に近いんですよね。こういうツマラナイことで悩むのも、詰将棋作家の性でしょうか。こっちが良い!という意見がありましたらコメントいただければと。ちなみに、馬配置はどうしても必要で、他の駒での代用は変化の都合上不可です。

第4作品集紹介⑪解答

えーと、本当は⑫の紹介と⑪の解答を載せるつもりでしたが、今見返していて、⑫を直したい部分があり、もう一度検討中です。ということで、不規則ですが⑪の解答だけを載せます。

⑪解答・解説

20170109

▲A35銀△同歩  ▲56金 △イ同香 ▲37銀 △同桂成
▲45飛 △36玉 ▲18角 △27成桂▲46飛 △同玉
▲37馬 △同成桂 ▲45と迄15手。

イ同玉は23角、66玉、67銀、77玉、78銀、68玉、67角成以下早い。
A先に56金は同玉、45角、46玉で逃れ。

 うまく逆算できず長期間抱えていた素材。この年の順位戦の締切直前になぜか突然、この素材を思い出した。GWで実家に帰って並べたところで25桂配置を発見。そこからは一気に完成した。序の6手で金銀を全て捨てる不利感と鮮やかな収束で満足のいく作図。

○骨生「56金の穴塞ぎから収束の駒繰りは鮮やか」
○雅彦「左下で詰まそうとした自分が情けない」
野口○治「37銀と外堀を埋めるまでの手順に感心する。何と精緻なことか」

 好評を得てB級順位戦首位。こういうツキがしょっちゅうあれば良いが、そう旨い話が続く筈もなく、毎年苦心惨憺している。参加者は皆似たりよったりかな。なお、初形のバランスを考えて、54香を53に変えた。

(詰将棋パラダイス H19・6改)

1月の詰とうほく

 原稿がほぼ終了しました。ああ良かった。今回は水上さんが先に解答届いた分だけもらえて助かりました。

 さて、さる1月21日に詰とうほくを開催しました。今回は東京方面から小池さん、TETSUさん、更には初参加の石黒さんでだいぶ賑やかに開催しました。新年ということでTETSUさんの年賀詰コンクールの投票も実施。毎度ながら色々な作品があるもので、感心しております。誰も入れてくれそうにないので、コッソリ自分のに投票した悪行をお許しください。(≧∇≦)

 前週に開催されたたま研の作品展を解いたり、もちろん短コンの話もしました。短大を長く務めている石黒さんからも面白い話を色々と聞かせてもらいました。二次会は近くの居酒屋さんで。仙台名物を食しつつ、楽しく盛り上がりました。

 次回は4月22日の土曜日を予定。会場は例によって抽選です。後日またこちらで告知させていただきますので、よろしくお願いいたします。

次週は詰とうほく

 現在、順位戦の結果原稿作成中。今までは1題あたりの行数とか、載せる短評の数とかを気にしながら書いてました。ある程度順位に比例するべきかな、と。例外もありますけど、基本的に上位の作品ほど、行数も短評の数も増えていくようになっていたはずです。
 今回は忙しい中なので、あまりそういう細かい部分に気を使わずに、どんどん書いていこう…と思ったのですが、結局のところ、やはり気になるものは気になるもので、例年と同じ手法にしています。結構気を使ってるんですよ、あんな駄文でも。

 …ということで一向に進まない中、いよいよ次週詰とうほくです。念のため、もう一度ご連絡。

○日時:平成28年1月21日(土) 13時~17時
○場所:仙台市 生涯学習センター 5階和室
     (仙台駅東口 徒歩5分。 
ホームページ
○会費:場所代(多分2800円)を割り勘。

 今週土曜は仙台は晴れ予報ですが、気温は最高気温6度ということで、ご出席いただける皆様、防寒対策をお願いいたします。
 ちなみに、前回参加しなかった方で今回参加するよ、という方は事前にご連絡いただければ、謎のお土産(?)を用意します。大したものではないですが。

 全国各地で雪、ということで大変でしたね。仙台はそれほど降っていないのですが、気温が低いのでチラホラと降った雪が溶けずに凍り、先ほど車の運転してきたのですが怖かった。皆さんもどうぞお気を付けください。

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