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軽趣向好作選16

仙台は今日も気温22度くらい。去年の全国大会とか、まるでウソみたいに毎日ジメっとしております。義弟が5か月の赤ちゃんを連れて仙台に来ており、会ってきました。いや~、かわいい。抱っこしたらギャン泣きされましたが(笑)

さて本日は軽趣向好作選を。たまに手順記載誤りでコメントいただいており、ありがとうございます。ああ、誰も見ていない、というわけではないんだな、と安心しております。

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▲86歩△75玉▲76香△同玉▲21馬△77玉
▲22馬△87玉▲97飛△86玉▲96飛△85玉
▲86歩△75玉▲31馬△76玉▲32馬△77玉
▲33馬△87玉▲97飛△86玉▲96飛△85玉
▲86歩△75玉▲42馬△76玉▲43馬△77玉
▲44馬△87玉▲97飛△86玉▲96飛△85玉
▲86歩△75玉▲53馬△76玉▲54馬△77玉
▲55馬△87玉▲97飛△86玉▲96飛△85玉
▲86歩△76玉▲65馬△77玉▲66馬△87玉
▲97飛△86玉▲96飛△87玉▲88歩△同馬
▲76馬迄61手。

飛の上下運動と三段馬鋸の組み合わせ趣向。86歩の有無だけで綺麗に成立しており驚きます。若干原理図的な風味ですが、あまりに無駄なく出来ているのでこれ以上手を入れる余地が無かった、といったところでしょうか。実力派作家の軽作。

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▲26金△同玉▲27香△35玉▲36飛△同桂
▲24銀△34玉▲35歩△同銀▲23銀生△33玉
▲55馬△同桂▲22銀生△32玉▲44桂△同銀
▲23角△22玉▲41角成△11玉▲12歩△同玉
▲23馬△11玉▲22馬迄27手。

 3筋より左で捨駒をしつつ、2筋の銀で下段に落とします。55馬・44桂は収束に向けた伏線の組み合わせ。55馬がないと44桂に41玉で逃れます。が、この作品の狙いは実は3手目。27飛、35玉、36香でも同じようですが、22手目23歩合で打歩詰逃れになります。阿部さんに「香先飛香を作ってほしい」と言われて作ったもので、軽趣向的な香りの中で表現できたのが気に入っています。

 

日本酒の記録(2019年6月)

 詰将棋全国大会は今年も盛り上がったのでしょうか。例によってツイッター規制がかけられていたようで、良くわからない。。。

 先月は飲み会が多く、家であまり飲まなかったので2か月まとめようかとも思ったのですが、6月に開けた日本酒の記録を。書かないと味を忘れちゃう(笑)

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地元宮城の「愛宕の松 PREMIUM純米大吟醸」。以前にここで紹介した「伯楽星」と同じ新澤醸造店の銘柄です。伯楽星よりも若干辛めでスッキリした味わい。あんましPREMIUM感はありませんでしたが(笑)、美味しかったです。

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冬眠蛙好みの銘柄のひとつ、愛知「醸し人九平次」の「Le K rendez-vous」。フルーティな香りと酸味で、それでいてしつこくない。後味もさわやかで好きな人ならいくらでも飲めちゃうんではないでしょうか。

 新しい職場にも少しだけ慣れてきましたが、扱う仕事が違ってなかなか大変。冬が忙しいみたいなので、夏のうちに遊びに行こうかな。

軽趣向好作選15

先週は角さんと楽しく飲み会。看寿賞や全国大会ネタで盛り上がりました。今ちょうど頂いたお土産の東京ばな奈を食べたところ。新刊本も含め、大変ごちそうさまでした。なお、全国大会はやはり諦めました。会社の異動時期と同じなんで、毎年調整が難しいんですよねえ。

というわけで、ひっそり仙台で好作選を。

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▲41角成△22玉▲31馬△23玉▲34銀△同銀
▲41馬△22玉▲33角生△13玉▲31馬△23玉
▲22馬△14玉▲32馬△13玉▲22角生△24玉
▲33銀生△15玉▲24銀生△同玉▲42馬△23玉
▲33角成△13玉▲14歩△同玉▲24馬迄29手。

3手目33角成は13玉、31馬、14玉で打歩詰。ひねって33角生も23玉、22馬、14玉でやはり駄目。首をかしげるところですが、31馬~34銀が妙手。43銀の32の効きを外して41馬、22玉で還元させて33角生とすれば14玉に32馬で手が続きます。
とは言っても13玉でやはり打歩詰なのですが、ここで22角生から42銀を消去するのが継続手段。42馬とあえて離すことで42馬・33馬型を作って収束します。少ない駒数ながら考えさせ、しかもそれが嫌味にならない絶妙な味加減。大橋氏は本当に何を作らせてもセンスが良いなあ、と思います。

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▲23銀打△21玉▲32銀生△同玉▲43銀左生△21玉
▲32銀生△同玉▲43銀上生△21玉▲32銀生△同玉
▲43角成△同金▲同銀生△21玉▲32銀生△同玉
▲31金△同龍▲同と△同玉▲51飛△32玉
▲41飛成迄25手。

 持駒と盤面配置あわせて4枚の銀を全て32に生で捨てる、言葉にするとかなりの無理ゲーなのですが、それをアッサリと実現してみせたのが本作。1枚目は32誘導するため、2枚目は63角の後ろの効きを通すため、3枚目は25角の効きを通すため、そして最後は収束で32に出すため。簡明ながら捨てる順番を完全に限定できているのは素晴らしいの一語。
 なお、発表後に成生が非限定(成でも手数が長くなるが詰む)となるキズが判明し、作品集編纂にあたり添川氏が修正した図で今回紹介させていただきました。

パラ7月号到着

 最近では珍しく、だいぶ前に届きました。郵便事情もあるんでしょうか。

 看寿賞、今年も選考が白熱してましたね。毎度のことながら、選考委員の皆様には本当にお疲れ様です。個人的に好きだった有吉氏作と若島氏作が選ばれていて、ちょっと嬉しかったです。思うんですけど、受賞の言葉は選考経過より前に載っていたほうがいいんでは、と。先に作者の言葉を見たいですね。

 今月は全国大会の告知が当然ながら大きく掲載。行きたいところなのですが、実は明日から職場が異動になってしまいました。引越はしなくて良い所なのですが、引継ぎやらなんやらでバタバタする毎日が続いているので、ちょっと二の足を踏んでいるところです。どうしようかなあ。。。

 今日は夜に角さんと会うことになっています。どんな話が聞けるか、楽しみです。結果は(たぶん)来週に。ではでは。

 あ、しまった、また図のない記事にしてしまいました。次回紹介する軽趣向好作選をまず図面だけ載せておきます。これもかなり冬眠蛙好みです。

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軽趣向好作選14

次回詰とうほくですが、会場は前回と同じ生涯学習センターですが、部屋が会議室になりました。事務室の隣の部屋で、机・椅子席となります。ご注意ください。

さて、少し間が空きましたが、軽趣向好作選を。

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▲23飛成△11玉▲13龍△21玉▲33桂△同歩
▲23龍△11玉▲14龍△22玉▲34桂△同歩
▲23龍△11玉▲13龍△12合▲23桂△21玉
▲31馬迄19手。


2手目の局面と14手目の局面で玉方の歩が2つ進むだけ。龍鋸チックな動きでそれをストレートに実現しているのが素晴らしいです。10手目21玉は13桂、11玉、23桂、12玉、21桂成ですが、22玉がまるで詰方に協力しているかのように見えてしまうところが特に面白いと思います。冬眠蛙好みの作品。

20190622honma
▲87歩△88歩▲99香△98歩▲88角△同成香
▲89桂△同成香▲98香△同玉▲99歩△同成香
▲88飛△97玉▲98歩△同成香▲86銀△同桂
▲98飛△同桂成▲89桂△同成桂▲98歩△同玉
▲99歩△同成桂▲88飛△97玉▲89桂△同成桂
▲98香迄31手。

 

桂と歩をうまく使って玉方の成香をはがしますが、途中で86銀と飛を入手することで成桂が出現し、もう一度似た手順が繰り返されます。途中いつでも取れる飛ですが、98で香を取らないと詰まないので、うまいこと取るタイミングが限定できています。収束が少しあっけないかなあ。

 

日本酒の記録(2019年5月)+『盤上に死を描く』

 5月はゴールデンウィークもあったせいか、お酒結構飲んでました。

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令和最初に飲んだのは久しぶりに「而今」の純米吟醸。昨年同じ酒造会社の「高砂」を飲み、実は最近も飲み会でやはり「高砂」を飲んでいるのですが、個人的にはやはり「而今」の方が独特の酸味と舌ざわりが好きですね。今回も美味しかったです。

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今年は新潟に帰ったついでに中越の「魚沼の里」という施設に行ってまいりました。ここでは地元のお酒「八海山」の直売のほか、レストランや雪室見学もできて、半日は余裕で楽しめます。珍しい二合瓶もあったので、なかなか仙台では飲めないん二次発酵酒の「あわ」と「大吟醸」の二本を購入。両方とも淡麗な中に香りを楽しめる良いお酒でした。特に「あわ」はアルコール度13度でとても飲みやすい。もし見かけたら一度試していただければと思います。

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 日本酒は毎年、「全国新種鑑評会」なる催しが毎回開催されるのですが、ここ数年、ずっと福島県が金賞受賞銘柄が一番多く、今年も22点が金賞となったそうです。雪深い会津あたりがやはり多いようで、この「飛露喜」も会津坂下町の銘柄です。結構有名ですので飲まれたことある方もいるかな?
 吟醸香がありつつ、辛さも存在感を主張しており、この銘柄特有の何か、というポイントは冬眠蛙には分かりませんでしたが、金賞になるのも頷ける味でした。

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このブログではおなじみ、秋田新政酒造の「亜麻猫」。前にこの銘柄のスパークリングを飲んで、「日本酒じゃないみたい」的な感想を書きました。今年は普通のですが、やはり酸味が独特。ラベルを見ると「昨年は『野良猫』をイメージして強烈な酸味で攻めてみました。今年のテーマは『借りてきた野良猫』。一見穏やかな味わいのバランスを取りながらも、隙を見て飲み手に攻撃をしかけるというアンビバレントな猫心を丹念に表現しております」とのこと。十分攻撃的だったように思うのですが。いや、でも美味しかったです。

 

 話題の「盤上に死を描く」を読んでみました。詰将棋の世界の描写もさることながら、ミステリ(どちらかというとライトミステリ)としても忠実な感じで、気軽に楽しめました。ミステリはあんまり感想をたくさん書いちゃうとネタバレになっちゃうんですよねえ。一つ思ったことは「煙詰じゃなくて良かった」というところでしょうか(笑)。次作も楽しみにしております。

2019年3月号D級順位戦 自作解説

えーと、解説というか、ちょっと自慢話っぽくなることをご了承ください。形はいつもどおりの悪形ですが、手順構成は冬眠蛙の考える「美しい短編」を体現できたと思っています。

201903para

 94角が悪目立ちしていて、とっつきにくい初形かと思います。平凡に26銀上では、34玉で67角に同龍とは取ってもらえず、56歩合で逃れます。(失敗図1)
201903para1

というわけで一工夫必要ですが、同角に同桂と取る余地があるから詰まない、ということに気づけば、初手36金で桂を跳ねさせる手に想到します。15玉は16飛、24玉、14金、34玉、26桂でピッタリ。同桂と首尾よく桂の効きを外しました。では今度こそ26銀上で詰むか、というと、まだ34玉で逃れます。(失敗図2)
201903para2

桂を飛ばせたばかりに、44に逃げ道が出来てしまいました。しかし、ここで、もし仮に65龍が55龍であれば、44玉には43金の一手詰。そこで、3手目55飛が伏線手として成立するわけです(途中図)。
201903para3

これで同龍は先ほどの26銀上~67角の筋で詰みます。同とは26銀上、34玉、35金まで。45合駒も26銀上から35金の筋があるので効かないようですが、ただ一つ、35金を防ぎつつ、敵に渡った場合には歩になる合駒があります。それが54とを45に移動合させる手です(途中図)。
201903para4

ここからは収束になりますが、この移動合の場合のみ角の使い方が変わり、龍の54の効きを外す61角成が好手になります。合駒の意味づけの延長線にならない収束を発見できたのは幸運でした。

 

 インパクト的には圧倒的に3手目・4手目なのですが、結果稿を見ると初手に触れていただいた評も多く載っており、とても嬉しかったです。また、作者予想で私にしていただいた有吉氏には感謝いたします。
 
ちなみにパラ解説では「初手55飛だと同龍、36金、同桂、26銀上に34玉で不詰」的に記載されていますが、その手順は34玉以下67角で簡単に詰みます。36金は15玉で逃れですね。そもそも初形では55飛はあまり有効な紛れになっていないかな、と思い投稿用紙に載せませんでした。ちょっと不親切だったかも。

(作意手順)
▲36金△同桂▲55飛△45と▲26銀上△34玉
▲61角成△同龍▲44金△同と▲25銀△同桂
▲26桂迄13手。

 

 パラに迷惑をかけるわけにはいかないので、仮に昇級しても出品できる作品を準備してから投稿しているのですが、この間の詰とうほくで準備した作品を見せたところケチョンケチョンに貶されており、作り直しが不可避となっています。これくらいの作品が出来れば満足できるのですが、果たしてではでは。改めて、解いていただいた皆様、この解説を読んでいただいた皆様、ありがとうございました。

 

軽趣向好作選13

 全国的に暑くなりましたね。最近休みには河原をジョギングしているのですが、流石に熱中症が心配になってきました。

 さて、本日は好作選を。

20190519kondo_1

▲33香△41玉▲43香△51玉▲53香△61玉
▲61香△71玉▲81と△同玉▲92歩成△同玉
▲82歩成△同龍▲83と△同龍▲同桂成△同玉
▲85飛△73玉▲84龍△63玉▲65飛△53玉
▲64龍△43玉▲45飛△33玉▲44龍△23玉
▲25飛△24歩▲同飛△12玉▲13歩△11玉
▲21飛成△同玉▲22歩△同玉▲23歩△同玉
▲24金△22玉▲33龍△21玉▲12歩成△同玉
▲13金△11玉▲22龍迄51手。

 

 

見た目のとおり4香を並べ打ちして玉を右に追います。33香や53香は4段目に打つのも誘われますが、右側で龍の横効きを背景にして精算するのですべて3段目限定です。
85飛からは復路ですが、65と・45とを剥がして更に24の中合で更にもう1歩稼ぐことにより、見事に煙ります。使用駒にも統一感があり、易しいながら楽しめる作品になっていると思います。

20190526hasaki

▲48銀△46玉▲55馬△46玉▲44馬△46玉
▲47歩△同銀生▲55馬△35玉▲36歩△同銀生
▲44馬△46玉▲58桂△同と▲55馬△35玉
▲47桂△同銀成▲55馬△46玉▲37銀△同成銀
▲55馬△35玉▲36歩△同成銀▲44銀△34玉
▲35歩△同成銀▲33銀成迄33手。

 波崎氏のお家芸、銀の翻弄モノ。最初に馬を44に据えるのは45銀に紐を付けるためですが、そのあとの47歩に同銀生と応じるのは(成った方が36歩を打歩詰にできるので)意外な応手かもしれません。実際は同銀成には38桂と打つ手があり早く詰みます。
 知恵の輪のキーは銀を36まで持っていった後、46玉型にしての58桂にあります。この地点を塞ぐことで、47桂に同銀成を強制できるわけです(同銀生は44馬~37銀)。成銀にしてしまえば37銀で誘導し、打歩詰を回避することが出来て詰みあがります。59角や78金が残るのがやや不満なところかもしれませんが、効果がすぐに見えない58桂を中心に良く出来た知恵の輪です。

2月の詰とうほく

 昨日生涯学習センターにて詰とうほくを開催しました。仙台に越してきたリヴァロさんが初参加。早速持ってきた作品を披露され、皆でだいぶ苦戦しました。今回は他にも作品を見せ合う機会が多く、最近では珍しい感じでした。
 前回の詰とうほくで、ヤフオクに出ていた詰将棋の本を利波さんが入札するかどうか、だいぶ迷われていたのですが、結局落札してまして、今回持ってこられました。原作がわかるものとそうでないものがあるようで、もしかするとまだ世に出てない作品もあるのかもしれませんね。ツイッターを見ると、とりあえず購入された2冊に「詰将棋巴」と「詰将棋駒ケ原」という名前が付いたそうですw なんだそれは?と思った方はご本人にお尋ねください。
 他にも例によっていろいろと雑談等。スマホ詰パラの話題でも盛り上がりました。わけあって携帯のテザリングでPCのウェブサイトをいくつか覗いたのですが、今日見てみたら通信量がエライことになってました。これからちょっと控えないと。
 二次会では最近パラで活躍されている仙台の作家さんの作品を(PCの助けを借りつつ)解図。序がどうかなあ、という意見もありましたが、冬眠蛙でも間違いなく付けると思います。ああいうあまり考えなくて良い序が趣向作にはちょうどいいかな、と。

 次回は8月24日(土)となりました。暑くなんないと良いですね。


 全国大会の握り詰の仕上げにかかっている方がそろそろ多いのでしょうか。今年は19手までに手数制限されたので、逆に大変かなあ。まだ間にあうので、チャレンジしてみたいところではあります。


 あ、そうだ、気づいたんですが、スマホでこのブログを見ると、写真のない記事がちょっとみっともないんですよね。ということで、次回紹介する軽趣向作品を先に図面だけ載せておきます。
20190519kondo 

趣向がわかりやすい構図ですが、さすが近藤氏、という工夫が出てきます。50手台。

軽趣向好作選12

来週18日は詰とうほくです。会場は元に戻って仙台駅東口の生涯学習センターですので、お間違えなきよう。

さて、軽趣向好作選を。まずはこちら。

20190512kondo

▲21歩成△41玉▲42歩△同成香▲31と△51玉
▲52歩△同成香▲41と△61玉▲62
歩△同成香
▲51と△71玉▲72歩△同成香▲61と△81玉
▲82歩△同成香71と△91玉▲93飛成△92銀
▲83桂△同成香▲81と△同玉▲83飛成△同銀
▲同飛成△71玉▲72歩△62玉▲53銀△51玉
▲52歩△41玉▲44香△43金▲42銀成△同金
▲同香成△同玉▲43金△31玉▲32歩△21玉
▲22歩△同玉▲33金△21玉▲81龍迄53手。

 

盤面3×4からの追い趣向。途中31以降で同玉と取れそうですが、桂捨てから頭に歩を打つ筋で詰むので、この趣向が成立しています。なんと91まで追い込んで93飛成で手が変わります。復路は歩の枚数と取った香を使うタイミングに気を使い、金中合も登場します。詰上がりに残った歩の配置にも趣向性を感じる見事な纏めに作者の手腕がうかがわれます。(Flash盤は途中生になっています。すみません)

20190512sinoda

▲24歩△13玉▲23歩成△同玉▲25龍△24歩
▲同龍△同玉▲25香△33玉▲44馬△32玉
▲22香成△42玉▲53馬△33玉▲44馬△42玉
▲41と△同玉▲51歩成△同玉▲61歩成△42玉
▲43歩△41玉▲51と△同玉▲62馬△41玉
▲42歩成△同玉▲53角成△33玉▲44馬△24玉
▲35馬△33玉44馬△42玉▲53馬△33玉
▲44馬△24玉▲42馬△13玉▲23成香△同玉
▲33馬△12玉▲13歩△同玉▲31馬△12玉
▲22馬迄55手。

 拠点を作るべく、35馬から香を据えます。5筋・6筋の駒と持駒の歩をうまく使い、後ろの角を馬にすることに成功。しかし、35馬に15玉とされたときに16歩が二歩。この時点で初めて、初手24歩~23歩成で13歩を消去する事前工作が必要であったことが分かります。変化を多くともなうのでやりにくい手になっており、非常に効果的な伏線だと思います。
 以降も色々ありそうなところ、うまいことこの手順に限定しており、好作と思います。(こちらも途中Flash盤は嫌がらせ不成をかましてます。ごめんなさい)

 パラで令和改元記念の作品展みたいなのを〇〇氏がやるんじゃないかと思っていたのですが、無かったですね。思ったのですが、令和元年は5月からなので、祝賀詰もあまり作られないなと。というわけで、キワモノ狙いという非常に不純な動機で創作してみました。
20190512

ちょっと文字がズレてますが、令和元年ということで初形「R1」。20手台ですが祝賀詰ですので超簡単。ご笑覧ください。

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