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軽趣向好作選58

 仙台も今週梅雨明けしました。今年も暑くなるんですかね。今さっきジョギングしてきたんですがもう汗だくです。つい帰りにアイス買っちゃいました。運動の意味が(笑)。

 本日は久しぶりに軽趣向好作選を。
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▲63角△92玉▲84桂△93玉▲85桂△同銀
▲92桂成△同玉▲91桂成△同玉▲81角成△同玉
▲85飛△71玉▲17角△61玉▲81飛成△52玉
▲72龍△43玉▲63龍△34玉▲54龍△25玉
▲45龍△16玉▲36龍△17玉▲37龍△18玉
▲38龍△17玉▲28銀△26玉▲27香△15玉
▲35龍△14玉▲24龍迄39手。

 簡素形から17角の遠打と龍の斜め追いが展開されます。なかなかのインパクトですが、そのインパクトは序奏によるものが大きい。66と一枚を追加するだけで、角打~桂打~桂成捨て~角成捨ての味良い積み崩しが実現できるのは驚き。変化・紛れが紙一重のところで成立しており、作者の推敲の跡が窺われます。この序奏を潜り抜けた後の17角は本当に格別の味わいで、着地が若干乱れる(例えば28銀のところ18銀でも良い)のは小キズ。軽趣向ながら石本氏らしい重厚さも味わえる傑作です。

 珍しく羽生九段の詰将棋に関する記事(FLASH)がネットで掲載されていて驚きました。なんかちょっと嬉しくなりますね。芸能事務所に所属したとのことで、これからは少し露出も増えるのでしょうか。楽しみです。

続・パラ7月号

 詰将棋パラダイスで今毎月楽しみなのはなんといっても「詰将棋の眺め方」。超一流の方々の独自視点での解説が本当に興味深いです。今月は有吉さんの『山田康平氏「理」の世界』。オールラウンダーの山田氏ですが、短編では論理性の強い作品が多く、その作品群を丁寧に解説されており、冬眠蛙はリアルタイムで見たり解いたりした作品も多いのですが、改めて楽しめました。

 …で、その中で「あれ?」と思ったのがこの作品。

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 実は冬眠蛙がパラ購読を始めたのが93年でして、この作品もリアルタイムで解き、その狙いに感動しました。簡単に書くと、32桂生とはできないので桂を歩に打ち換える、という構想。これはもう、発想力に脱帽するしかないです。

 で、なぜ取り上げたのかというと、実は発表時にこの作品、不完全扱いだったのです。10手目33歩で変化長でした。

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同角成に21玉なら11馬なので無駄合ですが、ここで更に22歩合だとすぐには詰まず。冬眠蛙も当時、完全に見落としてました。当時の解説は柳原さんで、確か「修正が難しい」という記述もあったかと記憶しています。

 このまま不完全扱いにするのは本当に惜しい。差し出がましいと思いつつちょっと色々調べてみたのですが、冬眠蛙ではなかなか厳しかったです。康平氏は修正もかなりうまい方なので、もう直されているのかなあ。できれば完全な姿で残してあげたい作品ですね。

冬眠蛙第5作品集 第16番+第15番解答

 ありがたいことに、看寿賞受賞のお祝いとのことで、高坂さんに自作を12局選んで解説していただいています(こちら)。作品の狙いも含めて、こそばゆくなるくらいに良く書いてもらっており、作者冥利につきます。感謝あるのみです。

 さて、本日は第5作品集紹介を。第16番です。

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20手台ですが、実質的には短編という認識です。冬眠蛙は解く方だと、こういう捉えどころのない作品は苦手です(笑)

○第15番 解答
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▲42銀成△同玉▲53角△33玉▲44銀△22玉
▲52龍△㋑42桂合▲33銀生△13玉▲22銀生△同玉
▲32角成△13玉▲43龍△同銀▲25桂△同飛
▲35角成△同飛▲23馬まで21手。

㋑歩合は13手目より42龍、13玉、14歩、同飛、12角成以下同手数駒余り。

収束5手からの逆算。桂を合駒で出そうとしてなかなかうまくいかなかったが、単に質駒にしてみたら思いのほか良く手が入った。42桂合と中合した瞬間、33銀生~22銀と捨てるのが自慢の手順。13角の紛れが程よい序も含め、会心の出来。

けんちゃん「序に少し迷ったが、5手目の44銀が見えてからは一瀉千里。入って欲しい手が全部入っているので、難易度は低いが解後感は非常に良い」
原○清○「中合はこうやって出すんだなと勉強になった」
神谷薫「(類作云々ではなく)相馬さん作をふと思いだした」

 神谷氏の評の『相馬さん作』は下図(ちなみにけんちゃんからも言及あり)。実は自分も創作時にこの作品を思い出した。なぜ思い出すのかはぜひ解いて確認してみてほしい。それだけの価値を保証。

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パラ7月号と自作改作

 ……が届きました。賞選考の記事を読んで喜びをかみしめています。実はどのあたりが評価されたのか分からず、受賞の言葉がちょっと書きにくかったのですが、正直な気持ちを書きました。読んだミステリが何かは詮索しないよう(笑)。

 さて、パラパラと結果稿を読んで、どこかで見覚えのある手順だなあ、と思ったのがヤング・デ・詰将棋④の鈴川氏の作品。はてどこで見たんだっけと少考のあと、気づきました。ブログ出題の自作でした(笑)。

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43手詰。当時の記事を探し当ててみたら、「別の作品を作っていて出てきた収束を逆算したもの。ただし、この収束自体は森田氏作で前例あり」と書いてありました。森田氏作は「春霞」に所収の実戦形だったと記憶しています。(ただ、この後何かの記事で、更にこれよりも前の作品で同じ収束のものがあったのを見たような。違っていたかも。)

 それはさておき、この収束ですと、飛を縦に使う紛れをクリアするのが必須で、鈴川氏作は52銀で済ませているところを自作では45飛としています。これは大駒を置くのを厭わない悪い癖が出たものと思うのですが、54銀がなんのために置かれたのか今見ると全く分からない。ちょっと調べてみました。
 結論は、というと、「10手目の変化を詰ますための配置だが、銀である必然性はなし」。一体何を考えていたのでしょう。普通歩ですよね。

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 この図を更に見て、「もしかして46角も馬に出来るのか」と更に欲をかいてみましたが、流石に駄目でした。

 いずれ本作、ちょっと途中の手順に緊張感がなくて、第5作品集選定の際に外れました。鈴川氏の手数は短いものの、初形を美しく保ちつつ、味のある紛れの入った作品を見て、「やはりセンスのある人は違うなあ」と感心しました。

 宮城県もやっとWEBでワクチン接種の申込ができるようになり、早速予約しました。30分くらいで全て枠が埋まったようで、早めの日が取れてよかったです。副作用があまり出ないといいなあ。ではでは。

ありがとうございます。+軽趣向好作選58

 既にご存知の方もいるかと思いますが、自作が令和2年の看寿賞短編賞をいただくことになりました。今まで細々と続けてきた甲斐がありました。思い起こせば今までいろいろな形でいろいろな方にお世話になりました。厚く御礼申し上げます。
 第5作品集を現在作成中である関係で、既に作品解説はこのブログに掲載しており、またパラの来月号に受賞のことばも載せさせていただきますので、あえてここで作品を振り返ることはいたしません。ご了承ください。

 本日も軽趣向好作選を。

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▲24金打△22玉▲13金△21玉▲12金△同玉
▲24金△21玉▲12角△22玉▲13金△11玉
▲21角成△同玉▲12金迄15手。

 3筋の壁には触らず、15金・16香の力をバックに打った金が突進します。12に捨てたところで24金と今度はこちらの金を活用。12角を打って捨てる手を挟んで同じ軌道を描くのが軽妙です。難解とは無縁でかつ手順は楽しく、表紙にうってつけの作品だと思います。

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▲12銀△同飛▲同角成△同玉▲21銀△同玉
▲32銀△同歩▲31金△同玉▲41金△同玉
▲52銀△同歩▲51金△同玉▲61金△同玉
▲71角成△同玉▲72歩△同玉▲73飛打△61玉
▲81飛成迄25手。

 持駒趣向ですが、見たままにどんどん捨てて左側に無理やり玉を引きずり出します。途中32銀や52銀に同玉ですと金打ち~桂取り~角成の筋があって早い。ぴったり全部使いきって61まで持ってくれば、71角成が実現して以下は易しい収束となります。持駒飛が必須の趣向ですが、うまいことピッタリ金銀8枚まで持ってこれたものです。

 
 小川さんからの紹介で、第1回YouTube詰将棋コンテスト(←クリックで開きます)を解いてみました。11手以内34題ということで、色々な作品がそろっており、かなり苦労しつつも楽しめました。評点ルールも工夫されていて、結果を見るのが今から楽しみです。今月末まで解答期限ありますので、興味を持たれた皆さんはご覧いただければと思います。

 

軽趣向好作選57

 つみき書店で発行された「怒涛 山本昭一詰将棋作品集」を購入しました。2003年に刊行されたものに作品を新たに収録したものだとか。「メタ新世界」や「二人三脚」といった有名作品のほか、軽趣向やミニ煙、初期の軽作や未発表作も含めてバラエティに富んだ作品が収録されています。冬眠蛙は詰将棋歴が全く重なっていないので、知らない作品も多くあり楽しめました。つみき書店のリンクはこちら。Amazonでも取り扱っています(冬眠蛙はこちらを利用)ので、興味のある方はぜひご購入を。

 本日は軽趣向好作選。長めの作品を1局紹介します。

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▲37桂△同金▲26歩△同成桂▲34角△14玉
▲15歩△同玉▲16歩△14玉▲23角成△25玉
▲34馬△36玉▲45馬△25玉▲34馬引△14玉
▲15歩△同玉▲26金△同香▲16歩△14玉
▲23馬△25玉▲34馬上△36玉▲28桂△同と
▲45馬△25玉▲34馬引△14玉▲15歩△同玉
▲19飛△同と▲16歩△14玉▲23馬△25玉
▲34馬上△36玉▲28桂△同歩成▲45馬△25玉
▲34馬引△14玉▲36馬△同金▲15歩△同玉
▲17飛まで55手。

 最初10手で舞台装置を整えて、二枚馬による知恵の輪がはじまります。最初に45馬・34馬型を作るのは26金に同玉とされる変化に備えたもの。同香に16歩と据えなおし、36まで追って28桂と焦点に捨てるのがポイントとなる一手です。同金は37歩、同歩成は45馬~34馬引~36馬があるので同とですが、19成桂が落ちており、14までまた追って15歩~19飛でこれを剥がし、もう一度36まで追って28桂とすれば、今度は同歩成とするしかありません。先ほどの45馬~34馬~36馬引が実現して綺麗に収束します。
 最初に37金型にする何気ない序奏がうまく、知恵の輪の鍵となる57飛の横利きを見えにくくする効果があります。作者のセンスがうかがわれる好作です。

 昨日は将棋日本シリーズの仕事で仙台に来られていた角さんとお会いすることが出来ました。昨年はコロナで中止になったので2年ぶり。短いながら楽しいひと時を過ごすことが出来ました。角さんありがとうございました。

 

冬眠蛙第5作品集 第15番+第14番解答

 沈没船ジョーク、というのを皆さんご存知ですか。ウィキペディアにも載っているのですが、沈没しかけた船に乗り合わせる様々な国の人たちに、海に飛び込むよう船長が説得を行うもので、代表的なところですと、
・アメリカ人に 「飛び込めばあなたはヒーローになれます。」
・イギリス人に 「飛び込めばあなたはジェントルマン(紳士)になれます。」
・ドイツ人に 「飛び込むのはルールです。」
・イタリア人に 「飛び込めばあなたは女性に愛されます。」
というもの。各国の(一般的にこうではないか、と思われがちな)国民性を使って表現するものですね。なんとなく「そうかもね」とクスリとさせられます。で、これが日本人の場合どう説得するのか、というと、以下のとおり。
・日本人に「皆さん飛び込んでます」
要は”周囲に合わせようとするのが日本人の国民性”、ということなんでしょうね。なるほど、うまいなあ、と思います。
 ここから先は冬眠蛙の個人的な考えなのですが、日本人のコロナ罹患がたとえばロックダウンといった重い対策を取らなくても数字がそれほど高くないのは、日本人の国民性によるものなのではないか、と。周りの人がマスクをすれば自分もするし、外食しないといえば自分もしない。大きなイベントが中止になると、将棋倒し的に小さいイベントも軒並み中止する。こういった国民性によって、感染リスク抑制の雰囲気が自然に出来上がった、というのはどうでしょう。
 なので、例えば逆に、「〇〇さんがもうマスクを取ってるから自分ももういいや」とか「〇〇県はもうイベント普通のやってるから、こちらの県も全部やることにしよう」といった形で、逆に他国よりも感染が急激に広がる、というリスクもまだ残っているのかな、と思っています。特にこれからワクチン打った人が一定数出てくるわけで、国民性も踏まえた中でどうなるか、こっそり注目しています。

 前置き長くなってしまいました。本日は第5作品集紹介です。第15番。
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 20手台。我ながらなかなか良く出来た作品と思ってます。初見の方はチャレンジしてみていただければ。

〇第14番 解答
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▲43角㋑△同飛▲51と△71玉▲63桂生△同飛
▲62銀△同金▲81桂成△同玉▲83香△82角
▲同香成△同玉▲93角打△同歩▲同馬△同香
▲83歩△72玉▲82金迄21手。
㋑52歩は51と、同玉、63桂生、同金、42金以下。

 実戦形を意識して逆算した作品。手順もあえて駒取りや泥臭い変化を入れてみたつもりで、そういった中で62銀が良い味付けになったか。狙いは馬角二枚を歩と交換する手順で、こういう手を実戦でやれたら凄いなあ。まあないだろうけど。

ごぶりん「(前略)序の紛れがすさまじく、52にぶちこんでも62香でも51とでも25角でもありそうで、いくつか悩んだあげくにギブアップの予定でした。なぜだか、収束7手の感覚が心地よいです。清算なのに大駒が消えるせいでしょうか」
隅の老人B「
実戦なら、先ず、25角打。43角打なんて意想外も良い処。はっきり言えば、ヘボなのです。こんなのが、実戦で詰んだら、愛知県代表でアマ名人戦に出場ですね。ところが、詰将棋ですよと出題されると、絶対に詰む。解いてやるかと、身構える。そして、先はず、43角打から考える。でも、次の応手で一苦労。時間はタップリ、待ったも出来る。悪戦苦闘の数時間。やったぞ、蛙さん、これでどう?」
□波□「初代大橋宗桂みたいな形から、手順は桑原辰雄氏みたいで、ごつかったです」

 桑原辰雄氏は実戦形独特の味を出すのが本当にうまい作家で、この作品ではちょっと「桑原風」を名乗るのが精一杯。ああいったセンスも才能なんだろうな、と思う。

次回詰とうほくのお知らせ+軽趣向好作選56

 次回詰とうほくについては、8月21日(土)13時からで、いつもの生涯学習センターの和室が取れました。よほどのことがない限り、開催します。二次会はどうかな?できれば黙食でなくやれるようになっていると良いのですが。

 本日は軽趣向好作選です。

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▲25銀△15玉▲16銀△26玉▲27銀△17玉
▲18銀△同玉▲54馬△28玉▲27馬△39玉
▲49銀△29玉▲39飛△同玉▲38馬迄17手。

 馬飛の威力を背景に紐のない状態で25に打った銀が18までノンストップで下っていきます。25銀や16銀に同玉は33飛成として13龍に回る筋があって詰みます。また27銀に15玉は35飛以下。25銀・15玉型との差がうまく使われてます。18銀に28玉は1手詰なので流石に取るしかなく、自然な収束につながります。この年大活躍した高橋氏、最近は休眠中のようですが、また作品を見せて欲しいものです。

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▲76金△56玉▲83角成△46玉▲47歩△同桂生
▲36飛△55玉▲65馬△45玉▲35飛△46玉
▲64馬△56玉▲74馬△46玉▲36飛△55玉
▲66金△45玉▲56馬△同と▲46歩△同と
▲35飛迄25手。

 手成りで追って5手目36飛とすると45玉で打歩詰。これをどう打開するか、というのが鍵で、47歩はまずやってみるところですが、同桂生が好手で36飛に55玉、65馬、45玉でやはり打歩詰。56馬、同とと無理やり打開しても、46歩、同とで56が空くので詰みません。
 ここで35飛とした後、64馬~74馬と一歩遠ざかる馬鋸が作者の工夫。46玉、36飛、55玉のとき、66金とすれば、今度は56地点を金が押さえているので、56馬~46歩で収束できる、という仕掛け。この後に緻密な構想作を連発する久保氏のデビュー2作目の作品。当時暗算で気持ち良く解けて、嬉しくなりつつ感心したのを覚えています。

冬眠蛙第5作品集 第14番+第13番解答

 昨日の記事でパラのHPを見ていて気付いたのですが、今バックナンバーの販売もやっているのですね。前に本棚整理していたら、2003年9月号と2014年9月号の2冊なくて、再購入しようかと思案中です。それはいいのですが、逆に2014年7月号と12月号は2冊あることも判明。確か前者は原稿代でいただいた記憶があるのですが、後者は多分会合で間違えて持って帰ってきてしまったのではないかと。どなたかあるはずなのにない、という方がいらっしゃったらコメントいただけると助かります。

 さて、本日は第5作品集紹介を。第14番です。

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実戦形を意識して作ってみた作品。手順もちょっと個人的に狙った手があります。あまりウケませんでしたが。

○第13番 解答

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▲A52馬上△34桂▲同馬△26玉▲25馬△イ同玉
▲52馬△34桂▲17桂△26玉▲56飛△46桂
▲25馬△同歩▲B27歩△16玉▲46飛△同飛
▲28桂迄19手。

 順位戦に出して余詰だった作品を作意手順設定を含めて作り直したもの。66飛・35歩が苦心の配置で、これによって「A52馬引、34桂、同馬、26玉、25馬、同歩、56飛、36歩、27歩、35玉、36香、45玉」「イ同歩、56飛、36歩、27歩、35玉、36香、44玉、45歩、同玉、23馬以下」「B46飛、36歩、27歩、35玉」という変化・紛れをクリアしている。作意は二度の34桂合や46桂跳ねによる打歩誘致がテーマ。細やかな紛れ・変化と鮮やかで楽しい作意が両立できて、お気に入りの作品。

jupiter「アっとビックリの移動中合、面白いです。初手、41馬か74馬か、どちらを動かせば非限定にならないか、と言うことが、解図のヒントになりました」
竹野龍騎「これは凄い! 論理的に構築された細かい差異で魅せる。特に、36歩移動合が絡まって巧み。56飛と34馬(及び23馬)の形で捕まるようになっているのがなかなか見えませんでした。2度の25馬捨ての感触が抜群にいい。冬眠返上ですね(笑)」
●口翔●「捨合の桂を、今度は移動捨合で跳ばす。お見事、感心、流石!ひさしぶりに、面白い問題を解かせて貰いました。移動捨合は、まだまだ新鮮味がある妙手と思います。駒を発生させて、その駒を移動させるのも難しいのに、巧みなものと感心です。森田手筋より面白いかも」

更新:「詰将棋パラダイス」とは。

このブログ、スマホで見ると「ブログの中でどの記事が読まれているか」をランキング形式で見れるのですが、もう10年以上前の『「詰将棋パラダイス」とは。』という詰パラの紹介記事がときたまランクインしてることがあります。それ自体は全く構わないのですが、リンクが古かったり、当時やっていた「無料で1冊配付キャンペーン」が既に終了していたりで、参考にならないため、当時の記事を削除してここで紹介しなおすことにしました。

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私がよくこのブログで書く「詰パラ」という言葉、将棋ファンの方なら一度くらいは目にしたこともあるのではないかと思います。正式名はタイトルのとおり。月刊誌でございます。B6で100ページ強。主軸は詰将棋の新作の掲載とその結果発表で成り立っております。

俗に、「詰パラの詰将棋は難しい」という評判が将棋界では定説のようです。かくいう冬眠蛙も最初はそれで敬遠していたクチでした。現実はどうなのか、というと、短編については難易度は将棋世界の詰将棋サロンなんかと大して変わらないか、どちらかというと詰パラの方がやさしい場合が多いような気がします。解いて気持ちのよい作品が多いので、詰将棋に興味のある方であれば一度は目にしていただきたいなと思います。

現在の詰パラのホームページはこちら→(http://tsumepara.com/index.htm)。また、購読方法はこちら→(http://tsumepara.com/contents/1tpara/get.htm)をご覧ください。今は無料で1冊配付キャンペーンはやっていませんが、ホームページのトップに懸賞詰将棋が月1題掲載されており、なんと毎月5名さまに最新号が当たります。一度読んでみたいけど、どうかなあ、と思っている方、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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こんなとこで良いかな。ちなみに他に、「蛙の冬眠」の検索ワードでこのブログを見に来る方もいるようで、それを調べて載せた記事もたまにヒットします(笑)

本日は天気も良かったのでドライブで近くの定義山へ。岩本さんは何回か行かれたとのことですが、ここの油揚げは本当に美味しい。今回も堪能しました。

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