4月の詰とうほく

 一昨日開催しました。遠来は佐々木さんと小池さん、あとはいつもの面々で計6名。今回は佐々木さんが持ってこられた初代宗看の作品集について、出典による図面の違いについて解きながら推測したり、WFPの作品展を解図したり、佐原さんの古本の作品を見て雑談したりという、いつもといえばいつも通りの会合でした。パラ4月号の作品も解いてみたかったのですが時間切れ。といいつつ、色々と小ネタを手に入れたので、ちょびちょびとブログで紹介します。
 いつもならば二次会ものんびり雑談、というところなのですが、土曜深夜から仕事だったため、今回は二次会はパスしました。残念。次回はだいじょうぶと思います。その次回会合は全国大会の翌週、7月22日にしました。会場は例によって抽選待ちですが、ここ数回使った生涯学習センターがダメで、他のところになりそうです。決まったらまたここで周知します。

 巷では藤井四段が羽生三冠に勝ったことが大きな話題になってますね。スゴイことはスゴイんでしょうけど、そんなにインパクトあるかなあ、というのが正直な感想。でも、ネガティブな話題が多かった将棋界なので、こういったイベントを利用するだけの強かさはぜひ身に着けてほしいな、と思います。
 あと、個人的には藤井四段の新作が早く見たいですね。投稿ないのかな?

第4作品集紹介⑯+⑮解答

 先日、たまたま民進党を離党した長島衆議院議員の記者会見の挨拶文を見る機会があったのですが、内容にとても感心しました。同じように考えている国民は非常に多いと思うんですけど、自分だけですかね。
 選挙区は全然違うので投票はできませんが、今後の政治活動に幸あれと願っております。いや、本当に。

 話は変わりまして、今週末(22日)は詰とうほくです。今日は仙台も気温が25度を超え、コタツがまだ出ているのが気恥ずかしくなるような陽気でしたが、週末は予報では最高気温15度とやや寒め?おいでいただける方におかれましては、衣服の調節にご注意ください。
 
冬眠蛙は朝町内会なのですが、多分時間までには着けると思います。万一に備えて、先にお金払っておきますね。

 さて、では第4作品集紹介を。今日は⑯。そろそろラストスパートですね。

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10手台。ちょっとしたユーモア作のつもりです。

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⑮解答・解説

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▲24金 △イ同玉 ▲A16角△ロ26飛▲B同香 △35玉
▲46銀 △同馬  ▲C55飛△ハ45馬▲24銀 △26玉
▲56飛 △同馬  ▲27金迄15手。

イ26玉は25金打、同桂、同金、同玉、16角以下。
ロ28馬や他合は34金、13玉、24銀、同飛、同金、22玉、23金以下。
ハ同馬は24銀、26玉、27金迄。
A36角は35玉、24銀、34玉、35銀、43玉、44銀、42玉で逃れ。
B34金は14玉、23銀、同飛で不詰。
C65飛以遠は45歩、24銀、44玉で逃れ。したがって55飛は限定打。


 手の密度という点で、自作中上位に来る作品。変化・紛れの森をくぐり抜けての55飛は、指がしなる手になるのでは。A級順位戦優勝作。

今川健一「捨合で入手した飛の活躍、良し。おまけは、馬の移動合」
宮本慎一「4手目26飛中合とはビックリ。55飛から56飛で馬の無能化を図る」
竹中健一「初手から難しい。取った飛車もうまく消えた」

 初手が自然に入る等、ツキがあった一方、変化・紛れの両立が難しく、52銀・63歩は苦心の配置。52となら一枚で済むが…。

(詰将棋パラダイス H21・6)


仙台はまだ有名どころの桜はあまり開いていないのですが、自分のマンションの部屋の目の前の桜は早くも八分咲きくらいに。部屋にいながらの花見を楽しんでいます。

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ところが、結構既にひらひらと花が舞い落ちており、確認したところ雀が食べているためとわかりました。最近増えてきているのだそうです。うーん。

公園の花見とかは来週が見ごろになりそうで、22日の詰とうほくの頃にはちょっと散り気味?なんとかもってくれると良いのですが。




パラ4月号

 昨日は訳あって不在にしており、今日戻ったらパラが届いていました。新年号の結果が載っているわけですが、各校ともなかなか高評価が出ていましたね。冬眠蛙が感心したのは短大の井上さん作。打った金が邪魔になる展開は前に自分も創ったことあるのですが、その後の手順が素晴らしい。逆算でこの序になったのならオイシすぎるし、順算でこの収束、というのもちょっと考えにくい。作者の言葉からすると前者のようで、いや羨ましいなあ、と。
 もう一作感心したのは段級位認定の編集長作。意外性のある趣向的な手順が展開され、収束まで雰囲気を壊さないあたり、流石だなあ、と思う次第。なんで年1作ペースなのか、理解できない作家ですね(笑)。

 事前に知っていた大学院1は思ったよりも評点が伸びなかったのですが、こういう作品は評点で語るタイプではないかな、と思います。自力でなんとか解いた中学武島さん作や半分くらい?自力で解いた短大大橋さん作もなかなか良い評価でしたね。今月は忙しくなるので、あまり解く暇はないのですが、詰とうほくで皆さんから良い作品を教えてもらえるかな。

 先月あたり話題になったDAZNでサッカー見るのが休日の楽しみの一つですが、応援しているチームの試合は見ないようにしてます。理由は聞かないでください。あーあ。

第4作品集紹介⑮+⑭解答

3週間前に「いつまで森友と豊洲で時間浪費してるのか」という記事を書いたのですが、まさかいまだに同じ話題がニュースのトップを争うとは夢にも思いませんでした。本当にこんなんで日本は大丈夫なのでしょうか。

気を取り直して作品集紹介を。⑮です。
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一応看寿賞短編賞の候補にもなった作品なので、ご存じの方もいらっしゃるかも。ただ、おかげで座談会で、「○○が気になる」とか「△△と比べて…」等と短所ばかりが取り上げられてしまい、かわいそうなコになっちゃいました。

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⑭解答・解説

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▲22銀 △イ同銀 ▲32銀 △同角  ▲11歩成△同銀
▲12桂成△同銀  ▲31金 △同飛  ▲11桂成△同玉
▲33角迄13手。

イ同玉は11角、21玉、32銀以下。

 持駒が強力で、しかもいかにも香を働かせたくなる初形。簡単そうだが組み合わせが難しい。例えば3手目11歩成で簡単そうだが同銀、同桂成、22玉でアウト、といった具合だ。7手目12桂成と先に後ろの方の桂を捨てるのがミソで、31金に22玉なら11角でピッタリ詰む。この持駒で角を最後まで残すのは少し意外な展開かも。
 14飛が①7手目同桂成の余詰を防ぎつつ、②頭2手の逆算を可能とし、③最終手を限定した上に、④詰上り「リ」の字のあぶり出しにしてしまう一石四鳥のオイシイ配置。これを発見したときの喜びは短編作家の方ならきっとわかってもらえると思う。
 いかにも一般誌向けなので将棋世界誌に発表。月間優秀作を獲得した。

(将棋世界 H19・6)

群馬への旅

これから仕事が忙しくなるので、その前に、ということで旅行に行ってきました。目的地は群馬県の伊香保。新潟県民的には群馬は東京に行く際に必ず通る道なのですが、実は冬眠蛙は今まで群馬県に足を降ろしたのは一度だけ。それも名古屋で開催された全国大会の帰り道、当時高校の担当だった阿部さんが車で高崎まで送ってくれて高崎駅で降りた、というだけですので、事実上初めてみたいなもんです。

…で、感想は、というと、温泉はとても楽しめたのですけど、「これだ!」という名物は無いかなあ、というところです。そんな中で、これが名物らしい、ということで行った水沢のうどん屋さんで、なかなかスゴイものを眼にしました。

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おおっ!…って良く考えたら、立ち寄った、というだけでこんなモニュメントが置いてある、というのはスゴイ(本人が書いた、というわけでもないらしい)。ちなみに100人は入れるのでは、という結構大きいうどん屋さんで、ざるうどんとマイタケの天ぷらが美味しかったです。米長名人はほうとうで有名な山梨出身なので、やはりうどんに惹かれたんですかね。

翌日は富岡製糸場へ。電鉄に揺られてのんびり向かいました。想像以上に大きい建物で、製糸場以外の建物もほぼ当時のまま残っており、世界遺産に選ばれるだけのことはあるなあ、と感心。ちなみにここの名物も「おきりこみ」という煮込みうどんのような料理で、なかなか美味しかった。ほうとうとは少し味が違うのですが、もしかしたら名人も食べたのかもしれませんね。

というわけで、それなりに楽しんでまいりました。今度旅行にいけるのはいつになるやら。海老名も一度は行きたいのですが、作品つくらんと、話についていけそうにないですね(笑)。

第4作品集紹介⑭+⑬解答

震災から今日で6年。ちょうどその頃のブログを読み返したりしています。冬眠蛙は運よく、物理的な被害はほとんど受けていないのですが、震災以降はものの考え方がだいぶ変わったような気がします。気のせいかもしれませんけど。

さて、第4作品集紹介を。
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10手台。前にも書いたかもしれないのですが、実は詰将棋を本格的にやりだす前に遊びで作ったものを手直しした作品です。本当に懐かしい。結構気に入っています。

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⑬解答・解説
20170219


▲A36桂打△イ35玉▲26金 △同玉  ▲23飛 △35玉
▲24飛成△45玉 ▲54飛成△同桂  ▲46歩 △同桂
▲81馬 △同馬  ▲44龍迄15手。

イ34玉は24飛、35玉、26金、45玉、44飛、同馬、46歩、34玉、25金以下。
A14飛は24香、同飛、35玉で逃れ。

 順位戦は基本的に自由出品なので、前衛的な試みに向いた催し。本作は形にこだわらず、序の3手の不利感を狙った。16歩配置はやや残念だが、偶然入ったイの変化が良いアクセントになっており、まずまずの出来。
宮○卓也「もったいないような金のポイ捨てで、打歩詰が回避できた」
小○寺達也「かなりの時間を要した。金捨てから23飛に気付くのが遅れた。収束部捨駒が良い」
詰鬼人「26金~23飛は巧い狙いで、大駒を捌いての収束も好手順」
 もしかすると左右反転した方が、若干不利感が増すか?まああまりヒネたことは考えないようにしよう(笑)。

(詰将棋パラダイス H20・6)

雑感

 パラ3月号が届きました。とりあえず自分の原稿を読んでしまうんですが、気を付けているつもりなんですけど、表現が重なってる部分があったりしてちょっと反省。何回もやっているのに、ボキャブラリーが少ない点が一向に改善されません。
 ちなみに今回は対談形式で書きましたが、どちらかというと、今迄より作品に対して厳しめになっていると思います。前にも書きましたが、今回は「もし小野寺さんが読んだら楽しんでくれそうな解説」を目指しました。彼は結構明確な表現の評が多かったような気がしたので。もしそれで気を悪くした方がいらっしゃったらお詫びします。

 最近、世の中を騒がせているのは「豊洲移転」と「森友学園」でしょうか。冬眠蛙的には前者は「安っぽいドラマを見せられているよう」で、後者は「問題なのは解ったから、国会以外で論じてくれ」という気分ですねえ。
 本当に何年も、与野党問わず、何か起きるたびに「全然○○委員会と関係のない話題での答弁」なんてものを見せられているわけですが、あれ、なんでなんですかねえ。たとえば将棋の観戦をしているのに、解説者と聞き手が「好きなラーメンの具材は何か」を延々と話されたら、皆さんどうです?ましてや実際にするべきことが大事な国事行為だというのに。豊洲移転なんて、もう何が問題なのかすらわからなくなっているレベル。本当に勘弁してほしいものです。

 なんだか愚痴ばっかりになってしまいました。いかんいかん。では。

第4作品集紹介⑬+⑫解答

先日より、たまたま入手できた日本酒「〆張鶴 大吟醸金ラベル」を晩酌に少しずつ飲んでいます。いや~、うまい。辛口ですが、全くしつこさがありません。ちょっとお高めですがみなさんにもオススメです。

さて、では第4作品集紹介を。今日は⑬です。

20170219

すごい形ですが、短編です。いかにも順位戦、という感じかな。解後感はそう悪くない…はず。

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⑫解答・解説(有吉さん、ありがとうございました。)
201702052

▲25銀 △同玉  ▲A44角△イ27銀▲35金 △26玉 
▲37銀 △同玉  ▲46銀 △同玉  ▲47銀 △37玉 
▲36金 △同銀成 ▲48金 △同飛成 ▲26龍 △同成銀 
▲55角迄19手。

イ34玉は35金、43玉、23龍、54玉、76角以下。
A53角成は28歩、35金、26玉、37銀、同玉、38銀、46玉で逃れ。

 3手目44角が渋い一手。作意47銀のとき55玉を防止するわけだが、変化をともなうので53角成としたくなるところだと思う。収束の3連捨てが狙いの手順。

○田和彦「第一感は53角成。44角は宙ぶらりんで指しにくい。37銀以下手が続くのには驚いた。金と龍が消えて見事な収束」
天○包子「48金を見つけて作意に入ったと思った。大苦戦」

 発表時は23馬を21桂にしていたが、4手目角合が割り切れず愕然。修正により、44角の味が少し落ちるのは残念。

(詰将棋パラダイス H17・11修正)

次回の詰とうほく

場所取れました。ヽ(´▽`)/

○次回詰とうほく:平成29年4月22日(土)13時~17時
○会場:仙台市生涯学習センター 5階和室
○会費:参加者で割り勘

肝心の自分が忙しい時期なのですが、下旬なら大丈夫なハズ。多数の参加者をお待ちしております。m(_ _)m

 この間、火曜日にやっているドラマ「カルテット」を仕事上がりでボンヤリ見ていたのですが、そのエンディングテーマ曲の「おとなの掟」が個人的にストライクでした。松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平の出演者4人のユニットで歌う椎名林檎曲。女性陣2名がメインなのですが、男声の入るタイミングがとても良いし、最後に一瞬だけ曲調が明るくなり、またすぐに戻るのもツボ。配信でのみ発売で、CD化の予定がないのがとても残念。まだ2月ですが、今年のマイベストはこれだろうな、と思える一曲でした。ドラマも面白いようなので、これから楽しみです。

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