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11月の詰とうほく

 新潟に戻っており更新が遅れましたが、予定どおり11月20日に詰とうほくを開催しました。久しぶりの利波さん、小池さんを含めて8名参加でした。利波さんには秘曲集を頂戴しました。なかなかの力作で、ありがとうございます。小泉さんからいただいた将棋マガジンの傑作選の話題で盛り上がりました。聞けば、将棋年鑑の付録?でついていたもので、目録にも載っていない本なのだそうです。なかなかの珍品なのですね。
 その後、小川さんから送られてきた新作を皆で解図。なかなかの力作で、小川さんらしい手順でした。追ってこのブログで出題を予定しています。皆様、解図をよろしくお願いします。岩本さんと自分の年賀詰も両方ともまだ作りかけなのですが皆で解図。更にその後は自分と石川さんの新作も解きあって、にぎやかに過ごしました。いつもながら石川さんのストックの多さにびっくり。少し放出する、と最後に言っておられましたので、皆さんお楽しみに。

 二次会も今回は実施。某問題となった居酒屋と同じ系列のお店で、やや勇気いりましたが(笑)、11月号のパズル等を解いて例によってノンビリと過ごしました。次回は2月5日を基本線に、抽選は26日も申し込んでおきました。別途結果はご連絡します。

 コロナでまた変異株が出た、ということで少しざわついてますね。あまり感染拡大しないよう祈っております。ではでは。

軽趣向好作選64

 20日(土)は詰とうほくです。会場が前回と変わり、中央市民センター和室となっております。よろしくお願いします。

 さて、本日は軽趣向好作選。中出氏の2作品を紹介。
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▲18銀△同玉▲19飛△28玉
▲29金△27玉▲28歩△同金
▲同金△同玉▲29金△27玉
▲18角△同龍▲同金△16玉
▲17飛△同成香▲同金△15玉
▲16香△同成香▲同金△14玉
▲15香△同成香▲同金△13玉
▲14香△同と▲同金△12玉
▲13歩△21玉▲31香成△同玉
▲42桂成△21玉▲32と△同と
▲12歩成△同玉▲13金△21玉
▲12金迄45手。

 わかりやすい送り趣向で気持ち良く13まで追い込みます。14で入手するのは歩なのですが、13歩、21玉に31香成~42桂成~32とが好手段。12歩成と軽く成り捨ててそのまま金が12まで進んで詰み、という趣向。雰囲気を壊さず、かつそれでいて趣向手順とマッチした収束で、解後感がとても良いです。
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▲64銀打△54玉▲66桂△43玉
▲53銀成△同玉▲45桂△43玉
▲53桂成△同玉▲56香△43玉
▲53香成△同玉▲54歩△43玉
▲55桂△同と▲53歩成△同玉
▲55飛△43玉▲53飛成△同玉
▲54歩△43玉▲55桂迄27手。

 同じ地点での積み崩しを徹底したパズル。66桂が気持ちの良い導入で、同と上は46桂~45飛で、同と寄は46桂~53銀成~65桂で詰み。やむをえない43玉に①まずは53銀成~45桂として香筋を通し、②次は53桂成~56香でと金を取り、③54歩~55桂でもう一枚のと金を呼んで、④53歩成~56飛でそのと金を消し、⑤53飛成~54歩と打ち換えて55桂迄の詰上がり。簡単な仕掛けですが楽しい手順で、飛捨てが最後に入って、こちらも解後感はバッチリ。知恵の輪入門があったら是非載せたい作品です。

 

冬眠蛙第5作品集 第21番+第20番解答

 義理の叔父の納骨式があり、出かけておりました。何度かお会いしましたが、とても穏やかな方で良くしていただきました。暖かく良く晴れた日でした。どうぞ安らかに。

 本日は第5作品集。第21番です。
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40手台。易しく楽しい作品なので、お楽しみいただければ。

○第20番 解答
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▲14馬△26玉▲25金△36玉
▲15金△26玉▲25金△36玉
▲24金△26玉▲35銀△同桂
▲25金△36玉▲15金△26玉
▲24飛△同桂▲25金△36玉
▲24金△26玉▲25金△36玉
▲48桂△同龍△▲15金△26玉
▲16金△同玉▲17香△26玉
▲15馬△36玉▲25馬迄35手。

 わかりやすい馬金知恵の輪。金を15・25・24に動かすことで局面をほぐしていく。最初の銀取りは当然の手段。次に15銀として桂ハガシに行きたくなるところ、35銀とするのが狙い。桂を剥がすよりも35を埋めることが重要、という仕掛けで、同玉の変化のため、金を24に移動させる必要がある。
 逃げ道を塞いだところで用済みの飛を捨て、桂を入手して48桂がゴールとなる鍵。ここで守備龍をずらすことで16金から収束に向かう、という仕掛け。
ごぶりん「25馬まで35手でしょうか。48桂が鍵ですね。いわゆる知恵の輪的な趣向は楽しいですね。でも狭い範囲に手を出したくなる選択肢が多くて、コクと深みを感じます」
利波偉「金鋸知恵の輪で少しづつ局面を狭いところで、変化させるのはとても面白かったです」
橘圭吾「難解作(・ω・;)丸一日考えても解けません。こんな難解作品も作れるんですね。……とまぁ、冗談は置いといて「良く在りがちな展開の中編趣向作。銀捨てだけ。綺麗に出来ているので会心というのも頷けます。100点換算で65点(笑」こういう作品が作れるのが羨ましいです」
 知恵の輪は詰将棋として大好きな分野で、こういった「届きそうでなかなか届かない」というのはパズル好きとしてはたまらない楽しさ。還元玉にする仕上げも含めて会心作で、四百人一局集には本作を選んだ。

 

東京訪問

 緊急事態宣言もようやく明けまして、ずっと計画していた小川さんとの面談を開催しました。「風みどりさんのお宅が近くて良い」というご希望を小川さんからいただき、風みどりさんに快諾いただきました。風さん、本当にありがとうございます。小林さんがオブザーバー参加ということで総勢4名。

 朝出発後、いったん小川さんと落ち合うために鎌ケ谷大仏駅へ。良く考えたら千葉県に入るのは本当に久しぶり。大学時代は稲毛の駅ビルでたまにバイトしており、地名を見て懐かしいなあ、等と感じていたら、駅で小川さんにお会いするまでは一苦労。帽子被っている、というのをすっかり見落としていました(汗)。なんとか合流して、亀有へ。亀有駅に風さん、小林さんが迎えに来ていただき、マンションに移動しました。スカイツリーが玄関から見える素敵なお宅でした。感動して写真撮ったのですが帰ってきてみたらブレブレのボケボケでした(笑)。

 風さんにすっかりセッティングしていただき、お酒やお寿司等いただきながら懇談しました。小川さんの投稿中の新作を見たり、自分の作品を見てもらったりもしましたが、雑談が主でしたかねえ。これが若い内でしたらその場で1作、なんてこともあったかもしれないのですが(笑)。風さんが今つみき書店を運営されていることもあり、本の話が多かったかと思います。ちょっと書斎を見せてもらったのですが、蔵書の多さにビックリ。冬眠蛙も結構持っている方だと思ったのですが、多分その3倍くらいはあったかと。見たこともない本や中には存在自体知らなかった本もありました。壮観でしたが、管理するのは大変なんでしょうねえ。
 小川さんの「雨滴」の製本化や風さん、小林さんのほか、「この方の作品集出してほしいよねえ」という方の名前も大勢。昨今結構作品集出ましたが、言われてみると本当にまだまだ出してない方多いですね。話題に出たのが「最近電子化も進んだけど、やはり紙でないと見ないよね」という話。これには同感でした。冬眠蛙もPDF版でミニ作品集出してますが、いずれちゃんとまとめたものは本にしたいですね。

 冬眠蛙が今年看寿賞を運よくいただけたこともあり、看寿賞の選考の話も結構盛り上がりました。あんまり書くとまた色々言われるので辞めときますが、やはり考え方は色々あるものですね。風さんも小林さんも選考委員をだいぶやっておられ、だいぶ苦労されたとか。全部見て意見出す、というのは本当に大変なことなのだなあ、と改めて感じました。

 北原さんや駒場さんといった御大の話も含め、小川さんが色々とご存知であったこともあり、4時間以上はお邪魔してしまったでしょうか。お酒もずいぶんいただいた上に、お土産もたくさんいただきました。ツイッターにも書きましたが、帰り小川さんに「50代はまだまだ盛り」と励ましてもらいました。小川さんは今年米寿なのですが、まだまだお元気でいてほしいものです。

 というわけで、簡単ではありますが報告まで。風さん、小林さん、そして小川さん、本当にありがとうございました。今月20日に詰とうほくがあり、参加された方にお土産還流したいと思います。ぜひおいでください。

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軽趣向好作選63

 来週のイベントのための切符を買いに街に出たのですが、以前ほどではないにせよ、やはり活気が戻ってきてますね。良かったなと思う反面、若干まだ不安もあったりします。

 さて本日は軽趣向好作選です。
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▲31金△11玉▲12歩△同飛
▲33馬△22飛▲12歩△同玉
▲34馬△23飛▲24桂△22玉
▲44馬△33飛▲23歩△同玉
▲45馬△34飛▲35桂△33玉
▲25桂△同と▲55馬△44飛
▲同馬△同玉▲56桂△33玉
▲34香△同玉▲44飛△33玉
▲42飛成△22玉▲31金△同玉
▲31龍まで37手。

 馬鋸に対して一枚の駒が合駒で応じるのはたまに見ますが、本作は駒を取りながら遠ざかる馬に対し、退路を確保するために飛が同じように鋸で馬の道をなぞって移動合を繰り返します。比較的単純な意味づけで実現できているように見えますが、構図の取り方には試行錯誤もうかがえます。
 25桂が良いアクセントで、これがないと後で25から抜け出されます。最後は初手に打った金を捨ててうまくフィニッシュ。なお、61飛は収束42飛成のところ、42銀生の余詰筋を防いだものです。

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▲53銀成△同玉▲44角△54玉
▲64金△同玉▲55角上△54玉
▲53角成△同玉▲44角△54玉
▲53角成△同玉▲44銀△54玉
▲55銀△53玉▲54銀△同玉
▲44金迄21手。
 
 ゴリゴリに飛角銀が凝り固まった初形。44金と打つと65玉と隙間に逃げ込まれて捕まりません。
 となれば53銀成からほぐしていくしかないのですが、44角、54玉(63玉は55角以下)に手拍子で53角成とすると同桂で不詰。64金から55角上と開くのが勇気のいる手で、75玉には64角以下同手数駒余りで詰みます。
 54玉と決まれば2枚角を全部捨て、最後に35銀をうまく繰って54に誘導すれば、当初指したかった44金で詰みとなります。ちょっと変化が厚すぎる感はありますが、これだけ攻め駒が強い中、このムシの良い手順を成立させた作者の腕力には拍手あるのみです。

冬眠蛙第5作品集 第20番+第19番解答

 再来週にちょっとしたイベントを予定しております。あまり大ごとにする予定はないので、終わってから報告します。無事に開催できるといいなあ。

 本日は第5作品集。第20番です。
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 冬眠蛙の感覚ですと、だいたいこの頃から詰将棋の新作募集要項に「ネットを含めて未発表のもの」が加わった感じです。それまでは結構フツーにブログに創作過程の図を載せてましたね。この図は近代将棋に発表後、ブログの「今月の新作」シリーズとしても取り上げました。見覚えのある方もいらっしゃるかもしれませんが、四百人一局集には本図を収録しています。

○第19番 解答
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▲22銀△14玉▲25銀△同桂
▲13銀成△同玉▲25桂△14玉
▲13桂成△同玉▲14香㋑△23玉
▲13香成△同玉▲25桂△14玉
▲23銀△同玉▲32角成△12玉
▲13桂成△同玉▲33飛成△同金
▲31角成△同飛▲25桂△12玉
▲13歩△11玉▲33馬△同飛
▲12金迄33手。

㋑同玉は25銀、13玉、24銀、14玉、15銀以下。

 この作品の狙いはズバリ「手の感触」。積み崩し的な手順を繰り返して微妙に局面を変えていく。8手目14玉となった局面で邪魔になった25桂を捨てに行くが、実は23香も邪魔駒で14香に23玉、13香成、同玉とすると、今度はまた25桂と打つ必要がある、というあたりは今見てもうまく出来ていると思う。
真T「打っては捨てるリズムは心地よくていいですね。こういうの大好きです。解いた後何回も並べたくなります(実際何回も並べてしまいました)。というわけで満足できました。しかし、この逆算は作っているときが1番楽しめそうですね」
詰将棋2級「やさしいとの言葉を信じて解きました。確かに手数の割にはやさしかったです。30分ぐらいでした。素人目から見ても配置にも無駄ゴマがなく捨て駒連続のすばらしい作品でした。中編のお手本だと思います」
 実は本作、新聞に発表した短編を逆算しなおした作品。こういう作り直す楽しさも詰将棋の一面。なかなか本作みたいにうまくいくものではないが、それだけに、
自作でもベストテンに入れたい作品。

詰将棋スクール…でしたっけ。

 ツイッターで先ほどつぶやきましたが、本日はもう冬眠蛙は溶けておりますので、軽めの話題で。

 前回「詰将棋サロン好作選」の話題を出しました。書いたとおり、好作のオンパレードなわけですが、一般の読者向けには少し難易度高めだと思うんですよね。冬眠蛙的には一部の超難解作以外はパラより将棋世界の方が難しく感じることが多かったような記憶があります。(最近は両方とも真面目に解いているわけではないので、傾向変わったかもしれませんが)

 そういった意味で、次に期待したいのが「将棋マガジン好作選」。確か「詰将棋スクール」というコーナーがあって、一桁手数の詰将棋が月6題載っていたと記憶してます。こちらの詰将棋だったら難易度も程よく、とっつきやすいと思います。森長さんとか若島さんといった一流作家の方々も発表されていましたので、発掘すればそれなりの好作が集まるかと思います。ちなみに若島氏作はものすごく前にこのブログでも紹介しました(こちら)。ぜひご鑑賞ください。

 冬眠蛙も初入選作をはじめ、何作か発表させてもらいました。1作紹介します。
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ほんと最近、一桁モノ作れなくなったなあ。短コン参加とか夢のまた夢です。

軽趣向好作選62

 少し前に「詰将棋サロン好作選」が発売になりました。自作も3作ほど収録されております。選ぶのも大変だったかと思います。會場さんかな?本当にお疲れさまでした。Twitterでも話題になってますが、取り上げられなかった作品にも良い作品はたくさん。収録数に限りはありますし、選者によってどうしても好みはありますから仕方ないでしょうね。
 最近将棋世界もKindleで買えるようになっておりますので、好形好作を気軽に楽しみたい方はオススメです。ちなみにこの「詰将棋サロン好作選」もKindleで買えるので、どっちで買うか迷っています。先日書店で迷っていたら妻に「なんで買わないの?」と不思議そうな顔をされました。Kindleだと真面目に読むには文字が小さいかなあ。

 さて、本日は軽趣向好作選を。本日は知恵の輪2題。
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▲36角△15玉▲26銀△同玉▲37銀引△17玉
▲26銀△同玉▲27銀△17玉▲18銀△26玉
▲37銀△同玉▲47飛成△26玉▲27銀△17玉
▲38銀△26玉▲37銀△17玉▲46銀△26玉
▲27龍△15玉▲25龍まで27手。
 
 43飛を世に出せば容易に詰みそうなので方針はつかみやすく、取れない初手36角でいかにも筋、という感触ですが、15玉で粘られるとなかなか難しい。26銀のあと、46銀を消去するのは飛筋を通すため。ここで38銀を18に置きなおせば37銀~47飛成で待望の飛の活用が実現します。ここから18銀を再活用して46まで移動すれば35がふさがって詰み、という筋書き。このタイプの銀知恵の輪は多く出ており、もう一工夫欲しい気もしますが、全体的に味の良い手でまとめており、作者らしい味はあります。

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▲54龍△35玉▲44銀△34玉▲46桂△同と
▲55銀△33玉▲44銀△34玉▲53銀生△35玉
▲47桂△同と▲44銀生△34玉▲43龍△45玉
▲54龍△34玉▲33銀生△同玉▲45桂迄23手。
 
 54龍から44銀と据えて知恵の輪の舞台が完成。守備飛の効きがあり、精算すると飛のいた24に逃げだされます。それを避けながら詰ますわけですが、まず46桂とします。これは55銀、35玉に46銀で詰ますため。これで55銀には33玉とせざるを得ません。44銀、34玉で33歩が消えた状態となります。
 続いて行うのが、なんと53銀生として35玉に47桂で、わざわざ呼んだと金を元に戻す順。一見意味なさそうですが、今度は43龍から54龍として45歩を消します。これで4手目から33歩と45歩がなくなりました。もうお分かりでしょう。ここから33銀生、同玉、45桂と邪魔駒が消えた場所への着手で詰みという仕掛けです。
 手は限られていますが妙味に溢れており、また45歩を消す前に46と⇒47とを入れる順番も謎解き要素として申し分なく、非常に良く出来たパズルと思います。

冬眠蛙第5作品集 第19番 + 第18番 解答

 もともと九州に行く予定で、先週から遅めの夏休みを取っていました。鳴子温泉に行ったりしてノンビリすごしました。こんなに長期間休むのは年末年始を除くと初めてかも。逆に落ち着かないですね(笑)。明日から大変かも。
 さて、今日は第5作品集紹介です。第19番まできました。
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30手台。自作では珍しいタイプで、その分お気に入りの中編です。

○第18番解答
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▲33と△同玉▲43香成△同歩
▲44金△同玉▲24龍△45玉
▲15飛△35歩▲同飛△同と
▲46歩△同と▲35金△56玉
▲65馬△同玉▲75と△同香
▲66金△同玉▲67金△55玉
▲47桂△同と▲45金△同玉
▲63角成△46玉▲26龍△55玉
▲35龍迄33手。

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 八尋久晴氏が多く手掛けている結晶型の詰上がり。不動駒ナシになるまで逆算してみた。

オタマジャクシ「最終図が美しいです。初手からの連続捨駒は難しすぎて、当然ながら私には絶対解けません。最終図からこんないい手が出てくるまで逆算する力がすごいです!この作品を解く人は、悩んで、苦しんで、それでも最後はその美しさに救われ、感動することでしょうね。こういう作品を見るたび、冬眠蛙さんは解く人を強く意識した作風だと感じます」
風みどり「変化、思いっきり読み飛ばしています。解いているというよりも状況証拠だけから作意を推理したという方が近いなぁ。それにしてもよくぞこの詰め上がりで不動駒無しまで造れるものです。蛙さんって根性派だったんですね!」
隅の老人A「最近、作家にはコン君が助っ人に付くので楽が出来るが、解答者は大いに苦しむ。この長い変化を“良とするか否”とするか?兎に角、序盤から「凄いなぁ」「上手いなぁ」と唸ってしまう。不動駒なしの曲詰は高い評価だし、この形の決定版なのは間違いない」

 2手目45玉は15飛、35歩、同飛、同と、46歩、同玉、57金以下。6手目同歩は24金以下。8手目34合は49飛以下。10手目46玉は57金、同玉、27龍、同と、58馬以下。確かにちょっと序の変化・紛れが厚すぎる感はあり、炙り出しとしては難しすぎるかもしれない。あと、詰将棋としては問題ないが、最終手56金でも詰むのはイマイチかも。

 

YouTube短コン+ツイン雑感つづき

 詰将棋全国大会は今日やる予定だったんだよなあ、と思いつつ過ごしている詰キストの方も多いのではないでしょうか。そういった方に配慮いただいたのか、昨日、第1回YouTube詰将棋コンテストの結果が発表されてました。試しに埋め込んでみます。見れるかな?
 
 優勝したのはこのコンクールを主催した天月春霞さん。以前このブログで裏短コンをやっていたときに、私も危なく1位になりかけたことがあるのですが(笑)、ちょっと気まずいんですよね。まあでも、作品は素晴らしいので、全然問題ないと思います。あと、冬眠蛙的に「こんな図作れたら1週間くらいは脳内で再生しまくるなあ」と感心していた作品は第10番。が、作者はほっとさんということで身の程知らずもいいところでした(汗)。
 4時間の長時間動画ですので見るのもなかなか大変ですが、バラエティに富んだ楽しい作品展ですのでぜひご覧いただければと思います。天月さん、お疲れさまでした。

 さて、話は変わりまして、先日、ツイン雑感というツインに関する記事を書き、その中で「私見ですが『本格的な傑作』といえる作品はまだ出ていない」と小生意気なことを書いたのですが、しばらくして「そういえばあの作品があった」と思い出したものがありました。というか、そんなに前の作品でないのに思い出せなかった自分に反省。いや、かしこ詰ではないんですけど。以下の作品です。
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この作品には本当に感心しました。持駒を単純に少なくしても成立できる、という発想が見事です。妖精賞受賞も当然と思います。かしこでも同じテーマで実現できるかな?同じテーマでなくても良いですが、こういった「手順の対称性だけではない新しい価値」を持つツインが出ると良いですね。

 

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