7月の詰とうほく予定

 すみません、告知したつもりがすっかり抜けていました。7月の詰とうほくは、7月21日(土)13時より、前回と同じく、生涯学習センター和室での開催となります。全国大会明けとなりますが、ご都合つく方のご参加をお待ちしております。なお、その次の週の28日(土)は角さんと会う予定です。一緒に会う方を募集しておりますので、あわせてお声掛けください。
 ちなみに会合といえば、大学の先輩の名前をパラの会合報告で見かけて驚きました。私が新入生のとき、先輩にパラを見せてもらっているので、少なくとも昔は会員だったはず。一般戦全題正解はさすがだなあ、と思いました。
 ところで、軽趣向作を楽しむ企画があると良いなあ、という個人的願望で始めた連載を3回ほど行いましたが、反応が全く無くて、ちょっとガッカリ。あんまりニーズないのかなあ。ちなみに順次香成趣向は(めげずに)もう2・3回予定しています。その次の趣向は何が良いか、ご希望があればコメント欄にいただければ。でも作品探すのが結構大変ですかね。今回は利波さんに全面協力いただきました。ありがとうございました。

軽趣向を楽しもう! -順次香成趣向③-

 パソコンを買い替えました。ずっと使い慣れたWin7からようやくWin10へ。それほどわかりにくい、という訳ではなく、ひと安心。ただ、Edgeのフォントが変えられないのは残念だなあ。もう少し読みやすくしたいんですが。
 
 さて、シリーズ3回目。まずは前回の宿題?の解答を。
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▲53歩成△同銀▲44歩△同銀▲53香成△同銀
▲44歩△同銀▲53香成△同銀▲44歩△同銀
▲53香成△同銀▲44歩△同銀▲53香成△同銀
▲48飛△44香▲同飛△同銀▲45金△43玉
▲44香△同銀▲54金まで27手。

最初の53歩成、同銀に同馬は32玉、同香成は44玉で詰まずこの銀は取れずの銀となっています。44歩と叩いて銀をうまく使いながら4香をすべて成捨てし、質駒となっている48金を取って詰まします。コミカルな感じですが、少し易しすぎますか。

 易しすぎる原因は、慣れた人なら、「ああ、4枚香を成り捨てて68飛で金を取るんだな」と、仕組みが一見して分かってしまうこと。
 この趣向の場合、『たくさんある香を成る理由』が必要で、多くの作例で見られるのが、
①香の後ろに飛、または龍を置いて、香と龍の違いを使って収束するもの
②最後の香を成ることで遮られていた大駒の効きが通り、それによって収束が可能となるもの
の2パターン。前回紹介した高木氏作は①、上の自作は②ですね。ただ、最初に紹介した角氏作はどちらでもなく、成る香の微妙な意味づけの違いで趣向を成立させました。では、他にはどんな意味付けの作例があるか、見てみましょう。
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▲82歩成△同玉▲72歩成△91玉▲92歩△同玉
▲93歩△同桂▲84桂△91玉▲82と△同玉
▲73香成△81玉▲72桂成△同角▲同成香△92玉
▲83角△91玉▲82成香△同玉▲73香成△81玉
▲72角成△同角▲同成香△92玉▲83角△91玉
▲82成香△同玉▲73香成△81玉▲72角成△同銀
▲同香成△91玉▲92歩△同玉▲83銀△同玉
▲73香成△92玉▲82成香寄まで45手。

この作品は成り捨てるのは2枚だけで、残りの2枚の成香で収束します。では最初の2枚はなぜ成り捨てるのか、というと2枚の角を剥がすため。打歩詰を使いつつ、剥がし趣向と組み合わせることで、72に歩・桂・角を成る独特な手順になりました。序奏も良く、形も洗練されていますね。

 もっと凝った意味づけになっているのがこちら。
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この作品は、収束に入る手順を選択する権利を持っているのは詰方になっています(この趣向では珍しい)。76~79の全ての香を消去するのですが、消去しないまま収束に向かうとどうなるか。

▲72桂成△同玉▲63歩成△同玉▲73歩成△64玉
▲74と△53玉▲44銀△同龍▲同金△同玉
▲43飛△35玉▲33飛成△26玉▲22龍△37玉
▲27龍△48玉▲38龍△59玉▲49龍△68玉(失敗図)

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おわかりでしょうか。76~79全ての香を消去することで、69歩を打歩詰にならないようにする必要がある、というわけです。 
 では作意を。

▲72桂成△53玉▲63歩成△同玉▲73歩成△64玉
▲74と△53玉▲63と△同玉▲73香成△64玉
▲74成香△53玉▲63成香△同玉▲73香成△64玉
▲74成香△53玉▲63成香△同玉▲73香成△64玉
▲74成香△53玉▲63成香△同玉▲73香成△64玉
▲74成香△53玉▲44銀△同龍▲同金△同玉
▲43飛△35玉▲33飛成△34香▲同龍△26玉
▲25龍△37玉▲27龍△48玉▲38龍△59玉
▲49龍△68玉▲69香△78玉▲58龍△87玉
▲88龍△76玉▲77龍△85玉▲84成香△同玉
▲74龍△93玉▲92と△同玉▲82成桂△93玉
▲92成桂△同玉▲72龍△93玉▲82銀生△84玉
▲74龍△95玉▲94龍まで75手。

手順中の34香合が手数伸ばしの捨て合で、発表時はここで誤解した方が多数発生。この手数伸ばしが成立するのが4枚香を消去した場合のみ、というのが味わい深い。面白い作品と思います。

 さて、ではもう一作。解答は次回載せますどんな狙いでしょうか。
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日本酒の記録(2018年5月)

 サッカーのW杯日本代表が決まりましたね。ハリルホジッチ前監督を直前に変えたことについて、かなりの非難がありましたけど、冬眠蛙は時期は遅かったかな、と思うものの、変えて良かったと感じています。東アジア選手権が、全3試合とも非常に内容が悪く、どちらかというと戦術に問題があるのでは、と思ってました。先日のガーナ戦も見ましたが、少なくとも東アジア選手権の試合内容に比べれば、だいぶ戦っているように見えました。残り僅かの準備期間ではありますけど、ベストを尽くしてほしいな、と思います。

 さて、今日は日本酒の記録の方を。

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まずは秋田の新政酒造の「№6 X‐Type」。「№6」とは6号酵母を使っている、という意味なのだそうです。香りと甘さと飲み口のバランスが絶妙で、この酒造のお酒を多く飲む切っ掛けになった銘柄。今回もとても美味しかったです。前の家で最後に飲んだお酒になりました。

続いて引っ越して来て最初に開けたのがコチラ。
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地元宮城は加美町の「天上夢幻 仕込13号純米大吟醸」。比較的あっさりとした飲み口で、若干辛さも感じました。もう少しパンチがあっても良いかな。手前の肴はホタルイカの燻製。このお酒とちょうど良い感じでした。

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続いては、故郷新潟を代表するお酒の一つ、「久保田」の「翠寿」。新潟といえば、といった感じの淡麗な味わい、スイスイ飲めます。「翠寿」は大吟醸生酒で、比較的味わいも豊かで、あまり飲まれない方にもオススメできる一品です。

 パラ6月号が到着。1日になっても届かず、転送されてこないのかと心配になりました。表紙の結果稿、自作に1ページになんて滅多にない経験なので、何度も読み返しています。ゆめぎんがさん、ありがとうございました。類作指摘が無くて(あったのかな?)ほっとしました。あと、33馬~22馬~25香の紛れ、投稿後に気づいて肝を冷やしたのはココだけの話ということで(笑)。

軽趣向を楽しもう! -順次香成趣向②-

引越荷物の片づけが一向に進みません。家具選ぶのって大変ですね。。。

さて、連載2回目ですが、ちょっと前回記事の中の「香を成って捨てる」について、「こういう考え方もあるのか」と感心した作例があったので、今回はそれを紹介します。

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▲23銀△同玉▲33香成△同角▲15桂△同角
▲33香成△同角▲15桂△同角▲33香成△同角
▲34龍△12玉▲24桂△同角▲32龍△22成銀
▲34角成△11玉▲22龍△同玉▲23銀△11玉
▲12銀成迄25手。

 どうでしょう。工夫として、普通の順次香成趣向ですと、「香を成る手」と「香を捨てる手」は別なのですが、この作品の場合、香成に対してすぐに同角と取るので、香を成る手と捨てる手が同じになっています。
 これを実現するためには、本作で言いますと、同角に対し、同香成では詰まないようにする必要があるわけで、結構高度な作図では、と思います。ちなみに本作は15桂、14玉、32角成、15玉、33馬の変化設定がキーで、同香成だと33馬と引けない、という仕掛けになっていますね。

 冬眠蛙も1個作ってみました。もう少し工夫できそうな気もしますね。解答は次回。

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軽趣向を楽しもう! -順次香成趣向①-

 前回お願いした件について、利波さんからリストを送っていただき(ありがとうございます!)、だいぶ作品が揃いました。利波さんの意見も確認しつつ、作品を選んでいるところですが、まずは導入を。

 厳密に定義するとなると意外と難しいのですが、順次香成趣向は縦に何枚か香を並べて、それを先にある方から順に成っていく趣向、といったところでしょうか。
 なんだか言葉にするとまどろっこしい。とりあえず1個例題をでっちあげてみますか。

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▲32歩成△11玉▲21と△同玉▲32香成△11玉
▲21成香△同玉▲32香成△11玉▲21成香△同玉
▲32香成△11玉▲21成香△同玉▲32香成△11玉
▲21成香△同玉▲31飛成まで27手。

どうでしょう。この例題ですと4枚の香を並べて全て成り、かつ捨てていますが、3枚位でも十分趣向と言えると思います。また、全部を成り、捨てるとも限らないのですが、3枚くらいは成らないとと趣向っぽさが薄い感じですかね。

ちなみに、香を成る位置はすべて一緒の作品が多いのですが、実はそうでないケースもありました。

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▲32歩成△11玉▲21と△同玉▲31香成△11玉
▲21成香△同玉▲32香成△11玉▲22成香△同角
▲12歩△21玉▲32香成まで15手。

 詰ますのに必要な歩を31に置くことで、最初の歩は当然32にしか成れませんが、次の香は質駒取りになります。また、収束の打歩打開のため、21成香と捨てて次の香は32に成る必要がある、という仕掛けです。簡明ですがちょっとクスリと笑いたくなる手順ですね。作者が今年の年賀詰に本作を選んだのも、よくわかる気がします。

 さて、ではこの順次香成趣向はどのように発展できるのか、これは!という作品を次回以降紹介していきたいと思います。(引き続き、推薦作があればご教示いただくようお願いします。hirokiichishima@yahoo.co.jpまでメールください)

記憶違い?

 週末に引越しました。まだ開けていないダンボールだらけで、落ち着くのは相当先になりそう。今回思ったのは、思い切って捨てる(または売る)ことの大事さでしょうか。前の家では使っていたものでも、新居では使い道が無さそうなのがチラホラ。わざわざ狭くしているみたいで泣けます。

 さて、順次香成趣向の投稿にコメントをいただき、ありがとうございます。EOGさんの紹介で護堂氏作は図面入手できました。もう一つが昨日コメントにも書きましたが、どうも記憶が間違えているようです。図面のイメージは49に詰方飛、2筋に香を4枚並べて順次香成していき、確か最後の香は成らない作品だったかなあ。利波さんがKifを送ってくれる、というので期待してみます。

 引越のドサクサで、PCの画面のヒビが広がってしまいました。限界近そう。出費痛いなあ…。

図面教示希望+α

 パラ4月号表紙の「作者の言葉」でも書いたのですが、軽い趣向作の紹介コーナーが欲しいな、と。詰とうほくで言ってみたところ、「おもちゃ箱で良いのでは?」と言われたのですが、どういえばいいんですかね、啓蒙作だけではなくて、埋もれてしまいがちな軽趣向の好作を紹介していきたい。それで新しいアイディアが浮かぶかも。というのは欲張りすぎですか。

 そんなこと考えているのは私だけかな、という気もするのですが、試しに一度、このブログ上でやってみたいな、と思います。サンプルとして取り上げるのは、「順次香成趣向」でいきます。冬眠蛙の知識だけでは全然足りないので、ここをご覧になった方で、
①順次香成趣向の好作、と呼ばれて思い当たるもの
②または香成趣向の新作
…をご紹介いただければ、と考えております。あまり大作だと紹介も大変ですので、どちらも手数は長くても二桁でお願いします。

あと、手元に図面が無くて教えて欲しい順次香成趣向の作品が2個あります。こちらもどなたかご教示いただけると幸甚です。
③護堂浩之氏作「立川」(饗宴に載っていた)
こちらは作品名を覚えているのでまだ探せるのですが、

④平成元年位?のパラ大学院で確か真鍋浩氏作?
があったかなと。③は知人に貸したまま返って来ず、また④はパラ読者になる前で、たまたま借りたものに載っていたものです。薄い記憶で申し訳ないのですが、もしご存じの方がいらっしゃったら、よろしくお願いいたします。ある程度作品が揃えば、さっそく一回書いてみたいと思います。

予約投稿で書いており、実際はこれが載る頃は引越の真っ最中。早く落ち着くと良いのですが。ではでは。

日本酒の記録(2018年4月)

サッカーの新潟も弱いのですが、野球の楽天……。 気を取り直して、日本酒の記録を。先月ラストの青森の「豊盃」はさわやかな味わいであっという間に飲んでしまいました。続いて飲んだのがコチラ。

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 愛知のお酒、『醸し人九平次』。東京に行った際に購入したもの。ワイングラスで飲むのがオススメ、とラベルに書いているだけのことはあり、とてもフルーティーで美味しかった!また行く機会があったら買いたいお酒です。


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続いては和歌山の『紀土』の純米大吟醸スパークリング。これからの季節は特に発泡系が美味しい。これは去年の夏に飲んだ際に気に入ったお酒。期待が高すぎたせいか、美味しかったは美味しかったのですが、もう少し強い味でも良いのにな、と感じました。

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 更に、秋田新政酒造の「秋桜」。先々月の「エクリュ」とは姉妹品?で、酒米が違うのだそうです。残念ながら冬眠蛙にはあまり細かい知識はありませんが、これも美味しく飲めました。吟醸らしい香り高さがある割に、味わいは穏やかな感じです。町内会の役員の任期が終了し、報酬が出たのでフンパツしました。ヽ(´▽`)/

2018年4月の新作

 以前に、毎月新作を掲載していた頃がありました。今思えば冬眠蛙にはかなり過酷なノルマで、3年くらいやりましたけど、最後はもう在庫も尽きて、スッカリ抜け殻みたいな状態に。ということで、今回新作を載せますが、あまり無理はしません。記事タイトルも「2018年4月の新作」としてますけど、次回は5月、ということではありません。あしからず。

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40手台です。暗算でもいける位の難度ですが、スマホで作ったせいもあるかもしれません。軽い趣向作でお楽しみいただければと。

 前例に倣ってコメントを募集いたします。コメント欄(手順は書かないでくださいね)、またはメール(hirokiichishima@yahoo.co.jp)で頂戴できればと思います。一応締切は5月末までといたします。
 
以前のポイントもまだ記録が残っていますが、肝心の賞品の方が無い状態で、ちょっと思案中。PDF版ので良ければいくつかあります。

 ゴールデンウィークまっただ中でありますが、その翌週に引越を控えつつ、仕事もピークで、今年は慌ただしく過ぎていきそう。うまくいけば7月の全国大会の頃には落ち着いた状態で参加できるかな?


4月の詰とうほく

 昨日、詰とうほくを開催しました。急に暑くなったのですが、Uraさん、suikyouさん、利波さん、岩本さん、小池さん、尾形さんに加え、久しぶりに谷本さんも参加されて、いつもながらのノンビリ開催でした。利波さんが持ってきたサライの将棋特集号(別冊が詰将棋集)や山川さん作の詰将棋カルタや古い詰将棋の本の話題の他、皆でデパートを解図したりして楽しみました。
 
岩本さんが持ってきた南海電鉄フリーペーパーに載っていた衝撃的な詰将棋でも盛り上がりました。勝手に転載するのもどうか、ということでリンクを貼っておきましょう。(コチラ)一般的な知識だとこんなものなのかなあ。ヒントなしでは解けない難問ですね(笑)
 
著作権(50年が有効)の話題から、現在活動されている最高齢詰将棋作家はといった雑談で小池さんの博識ぶりに感嘆。あれ、結局山田さんだったんでしたかね。

 今日の例のパレードの関係で、二次会の店が空いているか危ぶまれましたが、辛うじて1階が空いていて、またノンビリと過ごしました。谷本さんの指将棋の話題が面白かった。最近は指し将棋も強豪の作家の方が多い印象なんですけど、どうなんでしょうね。あと、岩本さんからは、奈良の美味しいお酒を教えてもらいました。今度探してみます。

 次回は4月21日(土)が第1候補で28日(土)が第2候補。第2候補だと詰工房とぶつかってしまうので、基本21日を狙いに行きたいと思います。抽選結果はまたここで報告します。

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